兄妹でも、幸せになりたい。【竈門 炭治郎】

幸せって。13 ページ19

変身できるのかぁ。仮面ラ◯ダーみたいだね。

「バッタだったりしないかなぁ。」←

時透「何言ってんの・・・。姿を変えられるのは厄介だなぁ。僕達の中に潜んでたりしない？」

「まっさかぁ！！有り得ないよ！それに、鬼はちょっと味が違うからね！」

匠「お前鬼喰った事あんの？？」

「違ぇわばーか。私は舌が良いから、味で何か色々分かるんだよ。」

時透「語彙力。」

「その辺に落ちました。」←

時透「はぁ・・・。兎に角、聞き込みから始めようか。その後藤の家紋の家に行って、準備しよう。」

「だね。」

今迄に倒せなかったなら、それに女だけなら相当強い筈・・・。一年に何人食べてるんだろう。

連れ去られた人を助けられる可能性は0に近いだろうなぁ。だって1年の内に食べてる筈だし。

そう言えば、禰豆子も14だよね。

まぁいないから攫われる心配は無いと思うけど。

もうそんなに経ったんだねぇ・・・。大きくなったねぇ。同い年だけど←

匠「お、あそこのおばさんに話を聞いてみるか。」

そう言って匠は、八百屋で話している叔母さんの方に向かった。

「？うん、了解。」

何であの人なんだろう・・・。

藤の家紋の家がある村の筈だから、刀はしまわなくても良いかなぁ。鬼の存在は少なからず知っている人がいるだろうし。

時透「すみません。」

おばさん「？・・・貴方達は・・・？」

「私達は鬼狩りの者です。」

この人からは、悲しみと寂しさの味がする・・・。

・・・もしかして、この人は・・・。

去年、知り合いの女の子を連れ去られたのだろうか・・・。

時透「毎年一度、この村で事件が起こると聞いています。何か知ってる事はありますか？」

む、無一郎君が、しっかりしている・・・！？←

おばさん「・・・毎年、一度・・・。」

店主「・・・言っても良いんじゃないですか？」

おばさん「・・・そうですね。あの、ここじゃあれなので、私の家に来ていただけますか？」

私は無一郎君と目を合わせて頷いた。

無一郎・A「「・・・勿論。」」

幸せって。14→←幸せって。12

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す