兄妹でも、幸せになりたい。【竈門 炭治郎】

幸せって。12 ページ18

暇だなあ。

何しようかなぁ。

「ねぇ匠、暇。」

匠「何言ってんのお前。馬鹿なの？」

「何で？？」

匠「お前今日合同任務だからな？？？」

「は？？？」←

何その情報、初耳なんですけど。

私この鳥で大丈夫かな、これからやっていけるかな。

まぁ多分大丈夫だろうな←

匠「あれ、言ってなかったっけ？？」

「初耳杉田玄白。」←

匠「初耳学。」←

「えっと、初耳・・・っだー！もう思いつかない！！」←

？「何その茶番。」

「？誰？」

玄関から声がしたので、振り向いてみたら。

？「馬鹿じゃないの？」

「あ！無一郎君！」

時透「早く行くよ。」

「うん！って、合同任務の内容って何なの？？」

時透「聞いてないの？」

「そうなんだ。こいつヤバイからさ。」←

時透「見てたら分かるよ。」←

「まーじか♪除菌効果プラス！」←

時透「でもAのやばいが感染ったよね。」

「いつからそんなにお口が悪くなったのかしら。」

柱合会議の時の優しさは何処に行ったんでしょうねぇぇぇぇぇぇぇ！！！！←

時透「はいはい。じゃあ、Aの・・・？鴉じゃないんだ。あれ何？」

「あぁ、そう。私のやつ鴉じゃないんだよね。トビだったかな？」

時透「ふーん。じゃあ、Aのトビ。早く説明してくれる？困るの僕だから。」

匠「匠だ馬鹿が！！てか俺の方が年上だぞ！！ったく・・・。」

「え、匠幾つなの？」

匠「あ？20だけど。」

「うっわうざぁ・・・。」←

時透「それな。」←

匠「解せぬ。」

何かこいつの方が年上とか嫌だ・・・。何か・・・その・・・なんというかこの・・・。

・・・嫌だ←

匠「今回の任務は、毎年ある時期に14の女がいなくなるという事件だ。」

「へー、毎年か。」

・・・ん？毎年？

「ねぇ、毎年なの？毎日とかじゃなくて？」

匠「ああ。そして、そのいなくなる時期が丁度今日だったという訳だ。」

「14って事は同い年かぁ。」

時透「毎年って言う事は、たっぷり時間をかけて攫った人達を食べれるって事だよね。毎年何人食べてるかは知らないけど、相当強い筈だよ。」

「成程ね。」

同い年でこうも頭の回転の速さに違いが出るものですか？？

「でも、変だよね。時期がわかってるなら、今迄に倒せた筈なのに。強いからかな？」

時透「確かに。14の隊士なんて探せばいる筈だよね。幾ら強くても、ちょっと変だよね。」

匠「気配の隠し方も上手いらしい。姿を変えることも出来るんだとよ。」

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