兄妹でも、幸せになりたい。【竈門 炭治郎】

幸せって。7 ページ11

〜善逸side〜

炭治郎の妹が来た。

その子の名前はAちゃんだって。

いや可愛すぎない？もう天使なんだけど？女神じゃん。禰豆子ちゃんもそうだったけどさ？何なの？炭治郎ばっかり。良いなぁあいつ。

でも、あの2人は何処か違う音がする。

兄妹とか家族なら、大体同じような音がするんだけど、禰豆子ちゃんと炭治郎みたいに。

でも、あの2人は・・・。

同じ音がしない。少しだけ、少しだけだけど、音が違う。

何でだ？同じ筈なのに・・・。禰豆子ちゃんとも音が違う。

あ、そうそう。後さ、あの2人さ。

心臓の音が凄いするんだよね。

特にあの2人が目が合ったり、どっちかが笑ったら鼓動が早くなるんだよね・・・。

何でだろう？んー・・・。

・・・もしかして。

2人は、お互いの事が好き、とか・・・？

え、やばくない？もしそうならやばくない？？え？？

だってだって！！付き合ったり出来ないんだよ！？切なすぎない！？悲しすぎない！？

いや、まだそうと決まった訳じゃないけど・・・。

あ、そうだ！！炭治郎に直接聞いてみたら良いんじゃない！？

俺天才かよ！！

今は丁度Aちゃんもいないし・・・。まぁ今度Aちゃんにも聞くけど？

「なぁ、炭治郎。」

炭治郎「？如何したんだ、善逸！」

嗚呼、いつもと変わらない炭治郎の音だ。

「炭治郎ってさ、Aちゃんの事如何思ってる？」

炭治郎「・・・え！？どっ、如何したんだ急に！！」

「！」

心臓の音が速くなった。しかも、動揺している音もする。戸惑ったような、そして、少し恥ずかしいような音がする。

・・・やっぱり、炭治郎って・・・。

「・・・可愛いよなぁ！Aちゃん！！なぁ、俺にくれよぉ！！」

炭治郎「！？あ、だ、駄目だ！！確かに可愛いとは思うけど！！！！」

「何でだよぉ〜！！！」

炭治郎「駄目なものは駄目なんだ！！」

「え〜！！！！！」

俺は、陰から応援してるからさ。

だから、頑張れよ、炭治郎。

幸せにさせなきゃ、許さねぇからな。









あ、この2人兄妹だった。え、やばくね？
――――――――
ここで大正こそこそ噂話
Aちゃんの機能回復訓練の時にしのぶさんがいない場合はアオイちゃんとやるそうですよ？

ちなみにAのメニューを考えているのはしのぶさんです。

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