保健委員会 ページ3
如月side
妹達と別れたあと医務室に向かって歩き始めた。
何とか医務室に着いた。「失礼します」と言うと
保健委員会の人がいた。
伊作「君が新しく保健委員会に入る子かな?」
優しそうな人だ。口調も柔らかくて安心させてくれるような
声だ。
如月「はい。雨宮如月と言います。」
伊作「そうなんだ!僕は善法寺伊作だよ。保健委員会の
委員長をしているんだ。」
なるほど。善法寺先輩が委員長らしい。
数馬「僕は3年生の三反田数馬です!」
如月「いつからいらしたのですか?」
数馬「さっきからいましたよ、、。」
全然気づかなかった。話しかけられてようやく存在を
理解した感覚だ。
左近「僕は2年生の川西左近です!」
如月「はい。よろしくお願いします」
こっちの人は2年生らしい。
ということは、その後にいるのは1年生だろう。
乱太郎「私は1年生の猪名寺乱太郎です!」
伏木蔵「同じく1年生の鶴町伏木蔵です!」
如月「よろしくお願いします」
一通り自己紹介を終えると、あっ。と思い出し
保健委員会のみんなに伝えた。
如月「あの、」
伊作「どうしたんだい?」
如月「いえ、あの私3つ子なので間違えないで欲しいですと
言おうと思いまして、。」
保健委員「え?!3つ子!?」
こういった反応は昔からあった。だから別になんとも思わない。
如月「はい。でも別人とわかるように髪型を全員変えて
いるのでなれたらすぐにわかるかと思います。
髪型が同じでも瞳の色が違うのでそこで判断も
できるかと思います。」
乱太郎「3つ子の先輩なんて初めてです!」
伏木蔵「ミステリー!° ✧ (*´ `*) ✧ °」
どこがですか?何やら1年生の2人は妹達に会ってみたい!
と言っている。多分どこかで合うと思うけど、。
左近「3つ子ってすごいですね、、。」
数馬「どのくらい似ているのか気になります!」
伊作「まぁ、今は如月の3つ子達の前に仕事内容を
教えるよ。」
如月「はい。」
伊作「仕事内容は、包帯を巻いたり怪我人が来たら手当を
して、薬の調合とか、薬草摘みにも出かけるよ!」
如月「なるほど。結構お仕事があるんですね。」
伊作「うん。だから入ってくれてすごく嬉しいよ!」
いや、くじ引きで決めたので、。
なんてこんな純粋な目で見てくる先輩に言える訳もなく
あははと笑っておいた。
弥生と皐月は大丈夫でしょうか?
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作者名:カエルの休憩所 | 作成日時:2022年6月18日 14時