検索窓
今日:14 hit、昨日:49 hit、合計:7,577 hit

ページ12

向井(そんなに好きなんやなぁ。俺、ラウのこと応援するで!)



ラウール(本当ですか!嬉しいです!)



こーじくんが味方になってくれると思うと、とても心強い。



向井(今度、夏祭りあるやろ?それ、誘ってみたらええやん!)



ラウール(えっ!)



向井(Aに意識してもらえるチャンスやで。二人きりになれるし。)



その夏祭りは、毎年八月の第二日曜日に行われる、ここら辺だと有名なお祭りだ。



六時から花火もあった気がする。



ラウール(確かに。今日、誘ってみようかな。)



向井(うん!頑張れ!ラウなら出来る!)



ラウール(はい!頑張ります!)



こーじくんのおかげで決心がついた。



誘ってみよう!と覚悟すると・・・



「ガチャッ」と部屋のドアが開いた。



A(何?二人して大きな声出して。こっちまで聞こえてきたんだけど。何の話してたの?)



A先輩のこと話してたなんて言えない。



向井(男の話や!女は聞けませーん!)



A(何それ!めっちゃ気になるんだけど、教えてよ!)



向井(Aは女やから無理や!ほら、もう外暗いよ!はよ二人で帰りなさい!)



ラウール(はーい!A先輩、帰りましょ!)



A(何よ、ラウまで!)



半ば強引にA先輩のことを外に連れ出す。



向井(二人で仲良く帰りやー!)



こーじくんはそう言いながらA先輩に見えないように僕に向かってガッツポーズをした。



本当に頼りになる。



いい味方を持ったかもしれない。



二人でしばらく駅までの道を歩いた。

・→←・



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (10 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
54人がお気に入り
設定タグ:snowman , ラウール , 恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:パプ子 | 作成日時:2022年6月16日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。