願い(JS) ページ42
僕の親友はどうやら恋愛においてはパボらしい…。
ウォヌとウジはAの変化に気付いて、すぐ話を聞きに行ってくれたようで、そこでどうしてこうなったのか知ったようだ。
「『いい人はもういます』なんて伝え方じゃAは誤解するに決まってるじゃないか」
JH「…反省してます。あぁ、もうどうしたら…」
WZ「腹括るしかないんじゃない？」
あ、ウジそれ言っちゃう？でも僕もそう思ってた。
WN「大体、ヒョンはAを好きになってどれくらい経ったのさ」
JH「3年くらい…」
片想い拗らせすぎじゃない？中学生なの？いや、中学生でももっと上手く恋愛するよ。ほら弟達のドン引きの視線を見てご覧よ。
JH「でもAが俺を好きとは限らない訳だし…」
「それ、待ってたら何年かかると思ってんの？」
ハニってこんなに奥手だったっけ？Aと出会う前はちゃんと恋愛できてたはずなんだけどなぁ…。相手が相手だとこうなるモノなのかな。
WN「Aがどうあれ、ヒョンの気持ちは伝えた方がいいと思う。マンネもいつまでも子どもじゃないよ。いつか自分から恋する時がくる」
WZ「今は兄貴に側にいて欲しい弟かもしれないけど、そもそも女の子だよ。恋したら仕事は別として、プライベートは恋を優先するでしょ」
JH「…」
そんな乙女な顔で僕らを見上げても、僕らの顔に答えなんて書いてないってば…。
.
宿舎に帰ってきたらAは部屋に戻ってしまった。
JH「A、ちょっといい？」
ハニがAのドアの前で声をかけ部屋に入って行った。少しだけドアがあいていて、僕らは3人で様子を伺うことにした。
A「…何？」
JH「この間のこと。【僕は僕】じゃなかったのか？無理に変わろうとしたら、それはもうお前じゃないんじゃないか？」
A「…無理なんて」
JH「してるだろ？俺のそばにいたくて無理して“弟”でいようとしてるじゃないか。俺の言ったこと、覚えてないのか？」
A「…？」
JH「何があってもずっとそばにいる、1人にしないって何度言ったらわかるんだよ」
A「…でも…」
JH「想ってる人はいるよ。全然こっちの気持ちに気づかず、変な勘違いばっかりする人だけど」
A「…別にどんな人かなんて知りたくない…」
お願いA、聞いてあげて…。
ようやく決心して伝えようとしてるんだ、ずっと大切に育てきた気持ちだから…どうか…。
普段あまりしないけど、今ばかりは神に祈るよ。
親友の恋が…上手く行きますように…
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おもち(プロフ) - まるさん» いつも読んでいただきありがとうございます。ハニさんとマンネをここまで応援していただけるなんて、おもちも感無量です( *；∀；) (2021年12月14日 1時) (
レス) id: 8e4f645f7f (このIDを非表示/違反報告)
おもち(プロフ) - mocaさん» ニヤニヤしていただけたなら、成功ですwありがとうございます。読み返していただけるなんて嬉しい限りです。 (2021年12月14日 1時) (レス) id: 8e4f645f7f (このIDを非表示/違反報告)
おもち(プロフ) - hanaさん» いつも応援していただきありがとうございます！ハニさんもお褒めの言葉を頂けて喜んでいることでしょうw hanaさんのように続きを待ってくださってる方がいるなら【5】も頑張ってみましょうかね(´∀｀*) (2021年12月14日 1時) (レス) @page50 id: 8e4f645f7f (このIDを非表示/違反報告)
まる(プロフ) - おめでとう泣泣泣！これからも2人を応援しています！ (2021年12月13日 22時) (レス) @page50 id: d64eb668e3 (このIDを非表示/違反報告)
moca(プロフ) - キャー！やばい！って心の中で叫んじゃいました笑笑ニヤニヤが止まらないです！もう一回最初から読んじゃいました笑笑 (2021年12月13日 21時) (レス) id: bd82834e96 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おもち
| 作成日時：2021年11月20日 19時
