退治(JH) ページ28
もう待つのはやめる。
恋愛偏差値0が10、いや5とか3になるにもこのままじゃ何年かかるかわかったもんじゃない。
だったら、もう無理矢理にでも引っ張り上げてやる。
他の男に邪魔されるのも腹が立つ。物分かりのいい優しい兄のフリはお終いだ。
.
朝、珍しく1番遅く起きてきたA。まだ俺が怒っていると思ってるんだろう、こちらを気にしてはいるようだが寄っては来ない。ウォヌに何か言われて、ようやく俺の隣にきた(みんなの視線が痛い)
A「ハニヒョン…あの…」
「おはよ」
A「おはよう…昨日…」
「はぁ…気をつけろって言ったのに…。言いつけ守れないマンネは…お前か！w」
後ろから羽交い締めにして抱きついた。驚いてバタバタして逃げようとするけど、逃がしてなんかやらない。
A「ごめんなさい！もっと気をつけるから！」
「当たり前だ！1人歩き禁止にしてやる！」
お灸も据えたし、これで元通り(みんなは笑ってる)次は…目障りな雑魚を片付けないと…。
.
テレビ局では徹底的にAと一緒にいた。そばを離れそうになったら手を引いて横に居させた。Aは疑問にも思ってないようで素直に俺の隣にいる。向こうから例のアイツが見てるのは気づいてる。今日もおっかない顔…w
.
飲み物を買いに行くと言うAに付いて来たら当然のようにアイツが現れた。
男「今日は邪魔がいるなぁ…」
「あれー？邪魔って俺のことかな？」
Aを背に隠して男と対峙するとイラッとしたのか男の顔色が変わった。こちらの思い通りだ…もっとイラつけばいい。
男「Aちゃんもずっと兄さんがくっついてたら嫌じゃない？」
んなわけない。俺の後ろに回した手は強く握られてる。俺もそれを強く握り返して男を挑発した。
「Aは好きで俺といるんだよ、わかんないの？あー、もっとあからさまなの見せられないと気づけないのか。仕方ないなぁ」
ワザとらしくそう言って、後ろにいるAの腕を引っ張った。バランスを崩して倒れてくるAの頬を両手で包んで、俺は顔を近づける。
男「なっ！？！？」
キス…してるように見えてるだろう。本当は唇の間に親指を挟んでるからしてないんだけどねー。Aはされるがまま、固まっているw顔を離して振り返った。
「あれーまだいたの？邪魔だなぁ…Aも俺と一緒がいいよね？」
惚けた顔をして固まってるAに笑顔で問いかける。
「A、ヌグエギ？」
A「…ジョン、ハニヒョンエギ…」
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おもち(プロフ) - まるさん» いつも読んでいただきありがとうございます。ハニさんとマンネをここまで応援していただけるなんて、おもちも感無量です( *；∀；) (2021年12月14日 1時) (
レス) id: 8e4f645f7f (このIDを非表示/違反報告)
おもち(プロフ) - mocaさん» ニヤニヤしていただけたなら、成功ですwありがとうございます。読み返していただけるなんて嬉しい限りです。 (2021年12月14日 1時) (レス) id: 8e4f645f7f (このIDを非表示/違反報告)
おもち(プロフ) - hanaさん» いつも応援していただきありがとうございます！ハニさんもお褒めの言葉を頂けて喜んでいることでしょうw hanaさんのように続きを待ってくださってる方がいるなら【5】も頑張ってみましょうかね(´∀｀*) (2021年12月14日 1時) (レス) @page50 id: 8e4f645f7f (このIDを非表示/違反報告)
まる(プロフ) - おめでとう泣泣泣！これからも2人を応援しています！ (2021年12月13日 22時) (レス) @page50 id: d64eb668e3 (このIDを非表示/違反報告)
moca(プロフ) - キャー！やばい！って心の中で叫んじゃいました笑笑ニヤニヤが止まらないです！もう一回最初から読んじゃいました笑笑 (2021年12月13日 21時) (レス) id: bd82834e96 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おもち
| 作成日時：2021年11月20日 19時
