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イザナside
『落ち着いたか?』
イザナ「うん…」
『お、雨止んだな』
イザナ「うん…」
『帰るか』
イザナ「うん…」
『うんしか言わねぇじゃん(笑)』
イザナ「うっせ」
ぎゅ
『行くぞ!イザナ!』
Aは俺の手を引っ張って、走り出した。
イザナ「うわっ!ちょ、速いって!」
『いいから、いいから!』
バイク屋までAと手を繋ぎながら走った。
ーバイク屋
『着いた』
イザナ「……」
『怖いか?イザナ』
イザナ「……少しだけ」
『大丈夫、私がいる』
そう言って、ポンと肩に手を置いた。
イザナ「う、うん…」
『よし、行くぞ』
バンッ
真一郎「イザナ!」
イザナ「し、真一郎!」
ギュッ
イザナ「!」
真一郎「バカ野郎!何処行ってたんだよ!
心配したんだぞ!」
イザナ「ッ…ごめん…」
真一郎「良かった…」
『……フッ』
〜おまけ〜
真一郎「つーか、お前等びしょびしょじゃねぇか!!」
イザ/悠「あ」
真一郎「あ、じゃなくて!
ちょっと待ってろ、タオル持ってくるから」
『早くなー』
イザナ「俺等風邪ひいちゃうー」
『イザナ、お前馬鹿だから、風邪ひかねーよ』
イザナ「はァ?
馬鹿はAだろ?」
『んだと、このガキ』
イザナ「ガキじゃねーし」
真一郎「なんかお前等、見ない内に仲良くなったな!」
そう言って、真一郎に笑われた。
イザナ「ちょっ!笑うなよ、真一郎!」
『そうだぞ!』
真一郎「ハハッ、息ピッタリだな」
この後、結局風邪を引いたのは
言うまでもない。
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れな(プロフ) - 更新楽しみにしてます! (2022年11月5日 18時) (レス) id: 5c55cc0d78 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:YUKI | 作成日時:2022年7月24日 0時