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七話 ページ7
きりやん視点
ぶるーくと一緒にスマイルを追いかけた
着いた時にはもうスマイルは飛び降りていた
なんでだよ…
気づいていたのに、スマイルが親から虐待を受けてるって！
彼の最後の言葉を思い出す
スマ「誰にも望まれてない俺を仲間と思ってくれてありがとう」
望まれてない？
Br「違う！スマイルは…失敗作なんかじゃない！」
ぶるーくがそう叫んだ
きり「望まれてないわけないだろ！ちゃんと俺はスマイルを望んでいた！」
そう大声で言った
彼はビルの下で血溜まりを作って倒れていた
死んだ…
そう理解するのに時間はかからなかった
助けられなかった
Br「愛していたのに…」
ぶるーくがそう呟いた
俺だってそうだ
スマイルを愛していた
だけどもう彼にこの思いは伝わらない
声を殺しても殺しても
嗚咽は聞こえてくる
もう泣くことは無いだろう
そう思うほどに俺は泣いていた
もしも生まれ変われたら…
スマイルと一緒に笑えますように
ーーENDーー
この作品は二次創作です
終わり
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作者名：Caprice | 作成日時：2021年3月31日 14時
