17話【何故お前がここにいるんだよ糞がと叫びたい】 ページ17
8時の所に時計の短針がさす
それと同時に、チャイムは学校中に鳴り響いた
「……うるせぇ」
そう思いながら顔を上げる、黒板の前には先生が立っていた
他の生徒は席へと戻っていく、恐らく今からホームルームが始まるのだろう
ふわぁ、と大きくため息を吐いた
「今日はこのクラスでの委員会を決めたいと思います」
先生は手を合わせて言った
委員会……それって図書委員会とかそういうやつか？
「この学校には7つの委員会と生徒委員会があります。1・2組からは生徒会メンバーを1人選抜させることになっているので、その事も含めて決めたいと思います」
綺麗な達筆気味の字を黒板に書くと、私たち生徒を見渡す
そして一つづつ説明しながら、立候補者を確認した
「では、環境委員会に立候補する方は挙手をお願いします」
その声を聞いた瞬間、女子の殆どが手を上げた
え、怖い、なんだこれ
まるで肉食動物のような瞳をキラッと光らせる
その後は壮大なジャンケンの元、可愛らしい女子2人が選ばれた
他の女性は残念そうにしながら、どの委員会にするかを考えている
「続いて、図書委員会に立候補する方は挙手をお願いします」
周りを見渡すが、挙手するヤツはいなかった
え？何？人気ないの？ならやるか
挙手をすると、直ぐに私は図書委員会に決まった。
後は関係ない、よし寝よう。
そう思い、再び寝ようとしていたら前の女子に何故か声をかけられた
「未也さんは環境委員会に立候補しなかったんだね」
「あ、はい。環境委員会ってそんなに人気が高いんですね」
「実はね、環境委員会の委員長が滅茶苦茶かっこいい人なんだよ」
そう言って苦笑いする彼女は、私の中では好印象である
乙女ゲームっぽい藤色の髪色、軽く下の方でツインテールにしてあった
可愛い、流石は乙女ゲーム
「あぁ、私は
黒板を指差しながら、笑顔で言う
あー、この子はリーダーシップと仲はいいけど自分はグイグイ前に行かないタイプの子だわ
いや、そんなことどうでもいい。
これは、友達ができるチャンスなのでは……？
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無名コック - こういうものはなろうの方が売れる気がします とても面白いです 頑張ってください (2018年10月31日 17時) (
レス) id: a84da7eadb (このIDを非表示/違反報告)
名無し39573号(プロフ) - まるさん» 申し訳ございません。二次創作物とオリジナルを間違えていました (2018年10月20日 19時) (レス) id: 518b10f8e8 (このIDを非表示/違反報告)
まる - 二次創作ならオリジナルフラグをちゃんと外して下さい (2018年10月20日 19時) (レス) id: 4cc49ae2c2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：えだすけ | 作成日時：2018年10月20日 18時
