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R「どう?元気出たでしょ?」

「あ、ある意味…」

R「どういたしましてぇ」

自信満々に可愛らしくお辞儀をするロレッタ

なぜか分からないが不快感はない

M「良かったねぇAが優しくて」

R「なんで?みんなそう思ってるよ?」

M「幸せ者だね〜ホントに」

R「ありがと〜」

やり取りを見ているとどうしても笑えてきてしまう

痛くて涙が出てるのか笑えて涙が出てるのか分からない

R「ほら〜!超笑顔じゃん!」

M「あんまり笑うと怪我が…」

「だ、大丈夫ですよ!久しぶりに笑いました」

マンマも気づいたら笑っていた

「ほら、マンマも心配顔から笑顔になった」

いつも心配そうにしているマンマを気にしていたA

「私は心配顔のマンマより笑顔のマンマが大好きだよ」

M「アンタ…人のことじゃなくて…自分の心配を…」

マンマもAから予想外の言葉に嬉し泣き

R「やだ…アタシも泣きそう〜!マンマ〜!」

結局3人で感極まり号泣

M「は、はいはい、泣くのは終わり!」

R「一番泣いてたくせに!」

「二人とも疲れたでしょう?私は一人でも今は大丈夫だから少し休んできて?」

M「本当に大丈夫かい?」

「心配しないでママ!」

R「ママだってー!良かったね〜」

M「な、何言うんだい、アタシはマンマだよ」

マンマの声が涙声になる

言い間違いとはいえ、嬉しかったのだろう

R「じゃ、"ママ"はアタシが連れてくから、アンタも休みなさいよ?」

「うん、ありがとう」

ロレッタがマンマをなだめなから部屋を出て行った


一人になってもAは怖くなかった

それはAの中に1つ新たに優しい思い出ができたからかも知れない









その頃のマンマ↓
M「あの子がママって呼んだよ〜!」

J「嬉しかったの?」

M「言い間違いでも無意識で呼んでくれてたなら…こんな嬉しいことないよぉ!」

J「じゃあアタシたちもママって呼ぼうか?」

SS「ママー!」

M「この子達は…!もう」

R「やだぁ!ママ〜!泣かないで〜!」

M「よし…!アタシは生涯、アンタたちのマンマだよ!口うるさいこともあるけど、よろしくどうぞ!」

R/J/SS「マンマ〜!(涙)」

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作者名:MRC | 作成日時:2018年8月26日 0時

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