Baroque2 (ページ40)

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P「ん？ジャン爺、グレタは誰と話してるんだ？」

JJ「さぁなファンじゃないのか？」

ピーターたちも遠目から見ていた

白妻「あなた…やっぱり人違いじゃありませんか？」

白夫「いや、あの声……どう聞いても同じだろ」

C「あの…なんの話で？」

白夫「海賊か…？お前は…」

C「おうよ」

白夫「…なら知る必要はない」

白髪の男性は海賊を毛嫌いしているようだった

C「そうかい、ほんじゃグレタ行くぞ」

「Oui」

会釈して集合場所に急いだ

白夫「あの娘…顔が隠れているから分からんが…あの声を聞いたらどう考えてもルイーゼにそっくりじゃないか！」

白妻「ですが…！名前も姓も違うのですよ？」

白夫「ルイーゼは海賊に襲われて死んだ…孫娘は遺体さえ見つからなかったんだぞ！」

白妻「それは…」

白夫「必ず突き止めてみせる…！」

憤りながら白髪の夫婦は立ち去っていった

それを全く知らないバルボッサ海賊15班はAの復帰をお祝いしていた

M「病み上がりの人は大騒ぎしちゃいけないから！些細なものだけど」

J「マンマの料理スゴーイ！レストランみたい！」

R「だから先に帰ってたの？」

M「さすがに帰ってきてからは難しいからね」

「ありがとう‼」

並ぶ豪華な料理

G「おーい！皿並べるの手伝ってくれよ！」

「はーい」

G「お、ありがとうな、おい！なんで主役が手伝ってるんだよ！ラビットは！」

RB「えー！俺、風呂掃除頑張ったんだよ?!」

グズるラビットを見かねたトリックは

T「しょうがないな、俺がやるよ」

G「え」 P「え？」 R「え？」 J「え?!」

《え?!》

T「どこまでも失礼だな…お前らは…！」

M「まぁトリックが自主的なのが珍しいからね、はい、スプーンね、曲げて遊ぶんじゃないよ？」

T「なんでそうなるんだよ！俺はガキか！」

賑やかに準備が進む

K「おぉ準備できたか？」

PO「あ！俺手伝います！」

C「ラム♪ラム♪ラム酒〜」

シャシャとチップが帰ってきて

やっと全員が揃った

JJ「それじゃあ！Aの快気祝いだ！些細なお祝いだけど乾杯！」

《乾杯‼》

Aの座っている隣はチップとシャシャが占領していた

TP「今日は歌ったのか？あんまり声が聞こえなかったぞ？」

SS「チャンウーに邪魔されたのか？」

「アハハ！違うよ、レストランで歌ってたの」

3人だけいつも通りなのに周りは…

P「Yoho‼はい！はい！はいはいはい！」

RB「ラビットいきまーす！」

完全なる酔っぱらい