甘い 吐息 12/14 UP ページ44
執拗に 首筋を這う唇。
時々 チュッと いやらしい音を立てながら
肌に吸い付く。
翔君の指が
パーカーの ファスナーを 下ろそうとして。
「やだ、翔君、やめて！」
思わず声を あげる。
手を取って 動きを制するけど。
半分以上 下ろされてしまった そこから
もう片方の手が滑り込んできて、
下着の上から 輪郭を確かめるように なぞられる。
「やっ、、、、んんっ、！」
電気が流れたように
身体中が痺れる。
首筋から 耳へ向かう舌先が
穴の中に入り込んで。
翔君から漏れる 甘い吐息が
直接 脳を刺激する。
「やっ、、、、ダメッ、、！」
「 ここ、、気持ちいいの？」
「、、、、ぅん。」
また １つ
あたしの 弱点を 知られてしまう。
唇が近づいて、舌を絡め取られたら。
ゆっくり ベッドに押し倒された。
翔君が あたしを見下ろす。
くりくりの大きな目で見つめられて、
まるで 金縛りにあったかのように、身動き１つ 取れなくなってしまう。
目を逸らせないまま
じっと 翔君を見つめる。
ゴツゴツした、
それでいて長く綺麗な翔君の指が 頬に触れ。
首筋を 通り、
鎖骨を 撫でた後。
残り半分のファスナーを下まで 下ろし、
パーカーの両側を開いて
露わになった 胸元に そっと指を這わせる。
ビリビリと身体中に
電気が流れたように 痺れる。
「、、、、、ッ！」
その間も 1ミリだって 目を逸らせない。
「Aちゃんの肌、、、白くて綺麗、、」
明るい照明の元に晒されて。
全て 丸裸にされてしまったような気がして
恥ずかしい、、、。
「最初に付けた シルシ、もう消えちゃってるね。」
そう言って
胸元に 優しく吸い付いて
また、痕をつける。
「翔君、お願い。
恥ずかしいから電気、消して？」
懇願したのに。
「駄目。
それじゃ、Aちゃんの綺麗な身体が よく見えない。」
おへそに、
骨盤辺りに。
チュッと 音を立てて 舌が這う。
顔を上げた 翔君が、
「Aちゃん、舌 出して？」って
囁くように 言う。
「だめ。しない。」
「してよ？」
「やだ。
じゃあ翔君が して。」
「俺？
俺は駄目なの。」
何、
この攻防戦、、、、
手探りで頭上辺りに あるはずの
照明のリモコンを探す。
先に 手にした翔君が
無言のまま、
部屋の明かりを 暗くした。
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和妃(プロフ) - みるくれーぷさん、いつも読んで下さって、ありがとうございます！！ダイレクトに感想が聞けて、本当にありがたいです！ 2人が、結ばれる日は 一体いつ訪れるのでしょうか（笑）乞うご期待で ございます（笑）しばしお待ちくださいませ☆彡 (2016年12月13日 5時) (
レス) id: 485289ceb3 (このIDを非表示/違反報告)
和妃(プロフ) - えりまきとかげさん» えりまきとかげさん、はじめまして！ キュンキュンして頂き、ありがとうございます！ 良かったー。目指すところは、そこだったので。もっと もっと 楽しい作品になるよう頑張ります！見守ってやって下さいね。 (2016年12月13日 5時) (レス) id: 485289ceb3 (このIDを非表示/違反報告)
みるくれーぷ。(プロフ) - いや！ちょっとぉ！いい関係になってきたじゃないですかぁぁあ！！笑、いやぁ、抜き打ち訪問いいですね！笑、二人が結ばれる夜が、、、待ち遠しいです！笑（黙れ変態） (2016年12月11日 0時) (レス) id: fdfda99c39 (このIDを非表示/違反報告)
えりまきとかげ(プロフ) - はじめまして。すっごいキュンキュンしながら一気に読ませていただきました(≧∀≦)またの更新、いまかいまかと楽しみに待ってます。 (2016年12月10日 23時) (レス) id: 9d968b8db0 (このIDを非表示/違反報告)
和妃(プロフ) - cakjmさん» ちあさん、こんばんは。感想いただき、ありがとうございます！ 翔さん出てきて、の声に にんまりが止まりません（笑）一生懸命頑張ります。どうか 末長くお付き合いくださいませm(_ _)m (2016年12月9日 0時) (レス) id: 485289ceb3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：和妃
| 作成日時：2016年11月23日 17時
