☆234 ページ3
“んー、ダメダメ！”って
翔さんの胸元をタップする。
『どうした？』
「ハァ、、あのっ、、さっき大丈夫、って
言ったけど。
やっぱり大丈夫じゃないかもっ」
『のぼせた？(笑)』
のぼせたのも そうなんだけど
胸を揉み始めた手が気になるわ、
主張する “翔さん”がお尻に当たって
くるわ、で
長期戦になると本当にぶっ倒れてしまう、と
思ったから一時休戦を申し入れる事にした
「…翔さんのバカ。
全然 一石二鳥じゃないし」
『怒った？』
「怒ったから もう出る！」
いいよ、見ないから、って。
翔さんが 壁の方を向いてる間に
お風呂から上がった
タオルで頭と身体をさっと拭いて
どうにかパジャマを着ると
ふらふらの足でリビングまで辿り着き
ソファめがけてダイブした
心臓がありえないくらいバクバクしてる
ふぅー、って 大っきな深呼吸を
数回繰り返した
『……大丈夫？』
ソファでまるまってる私の枕元に立って
ガシガシと頭を拭いている
「大丈夫じゃないよ。時間短縮どころか
大幅なタイムロスだよ、翔さん」
『そう？ そりゃ失敬しました(笑)』
「……」
『ちょっと待ってろ、それじゃあ風邪引く』
洗面所からドライヤーを持ってきて
近くのコンセントに差し込んで
私の髪を乾かし始めた
「…ありがと」
『のぼせたの、俺のせいだもん。
ごめんな？』
「タイムロスな上、大幅に温もり過ぎです。
結果、 一石二鳥ではございませんでしたね？」
『だな？(笑)』
ドライヤーの熱でうつらうつらしてる間に
私のを乾かし終えて
翔さんもその場で髪を乾かし始めた
『………A？終わったよ。
寝るんならベッドに行こう』
「…ん。」
『どうせまた 歩けない、とか言うんだろ？
そっからそこまでの距離なのにさ(笑)』
何も返答せず、ぐったりしてたら
当たり前のように身体が宙に浮いて
ベッドに寝かされた
『待ってろ、水持ってくる』
しばらくして
ほっぺたに冷たいグラスを当てられた感触で
ビクッとして目を開ける
『寝てただろ(笑)
どうする？起き上がって飲める？
……飲めないよな。分かった、』
口にお水を含んだ 翔さんの顔が
近づいてきて
ゴクゴクと喉を鳴らしながら
それを受けとめた
「…まだ欲しい」
目の端に空っぽになったグラスを確認した
『今度はこっちかよ(笑)』
指と指を絡ませたら
首筋に ほんのりと冷たい舌が這って
「ゃあっ、」
思わず足を突っぱねた
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和妃(プロフ) - 翔奈さん» 翔奈さん、コメントありがとうございます！甘めの翔さんを目指して？書いてます。引き続きお付き合いくださいませ☆ (2018年6月1日 16時) (
レス) id: f8c4056e09 (このIDを非表示/違反報告)
和妃(プロフ) - ゆかりんさん» 待ってました！そうですか、そうですか。大変有り難いコメントです！期待に応えられるように頑張りますのでどうかついてきて下さいね (2018年6月1日 16時) (レス) id: f8c4056e09 (このIDを非表示/違反報告)
和妃(プロフ) - Lillyさん» 今回も最高！…ありがとうございます！楽しみにして頂いてて嬉しいです。早く更新できるように頑張りますね♪ (2018年6月1日 16時) (レス) id: f8c4056e09 (このIDを非表示/違反報告)
和妃(プロフ) - ななひさん» 待ってました、って嬉しいお言葉ですね、本当に書いてて良かったって思います^ ^これからも“萌える翔さん”書くよう、頑張るぞー！（笑） (2018年6月1日 16時) (レス) id: f8c4056e09 (このIDを非表示/違反報告)
和妃(プロフ) - あらしだいふくさん» 楽しみに待ってるよ、の言葉で頑張れます！心から感謝！ありがとう☆ (2018年6月1日 16時) (レス) id: f8c4056e09 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：和妃
| 作成日時：2018年4月17日 23時
