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貴「健全にお願いしますよ」
虹「うっせ」
座っていた虹村は私を引き寄せた。
貴「超ひっつき虫じゃん」
虹「んー」
肩に顔を埋めた虹村。
これ好きなのかな?
テレレテレレテレレレレレレン
貴「あれ、電話だ」
相手は…実渕?
貴「もしもし」
実「あ、Aちゃん、着いてるかしら?」
貴「うん、1時間半前くらいに着いたかな?」
実「そうなのね、虹村クンには会えた?」
貴「うん、会えたよ〜」
実「あら、何かいい事あった?」
貴「えへへ、すきって言ってくれた」
実「やぁだ〜!!良かったじゃない!」
貴「ふふ、そうなの」
レオ姉、誰と話してるの?
通話の向こうで、葉山の声が聞こえた。
貴「葉山?」
実「Aちゃん、虹村と付き合うことになったんですって」
え、ちょっと代わって!!
と、またもや葉山の声。
葉「A!!ほんとに!」
貴「うん、ほんと」
葉「うー、Aのばかぁ」
貴「ごめんね」
葉「うう、早く帰ってきてね」
通話の向こうで実渕が
行ったばっかりじゃない、と笑う声がした。
貴「うん、わかったわかった、合宿がんばってね」
葉「うん、ばいばぁい」
切れた。
あれ、実渕は良かったのかな…?
虹「誰?」
貴「実渕と葉山」
虹「ほんとに仲良いのな」
貴「毎日部活で一緒にいるからね、実渕に至ってはクラスも同じだし」
虹「帝光と違うか?」
貴「んー、反復は洛山の方がエグいかな」
虹「へーえ、流石高校最強」
貴「あ、そうだ、虹村と辰也くんがバスケしてるとこ見たいな」
虹「おー、いいぜ」
虹村の声がすこし弾んだ。
楽しそうに笑う虹村の顔を見て、
虹村がもし日本にいたら…なんて
考えてしまった。
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雪葉 - はい!頑張ってください!(*^▽^*) (2019年9月17日 22時) (レス) id: e8c65ee3c5 (このIDを非表示/違反報告)
夢莉(プロフ) - 雪葉さん» 雪葉さん、ありがとうございます!ゆっくりの更新になってしまうかもですが、気長に待っていただけるとうれしいです! (2019年9月16日 9時) (レス) id: 06f33d0a69 (このIDを非表示/違反報告)
雪葉 - 虹村さんかっこいいですね~小説がんばってください!応援してます! (2019年9月16日 7時) (レス) id: e8c65ee3c5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:夢莉 | 作成日時:2019年8月28日 21時