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部活後。

葉山にちょっと待っててと言われた。

その葉山はどこかへ行ってしまったんだけど。

赤「Aさん、帰られないんですか?」

貴「うん、なんか葉山が待っててって言うから」

その時、赤司の眉毛がぴくりと動いた。

赤「…そうですか」

貴「何その反応」

赤「俺今晩いつでも空いてるので」

貴「なにそれ!」

赤「じゃあ、失礼します」

貴「えーなに!」

赤司は部活後だというのに
いい匂いを残して帰っていった。

貴「う、おつかれ…」

葉「おまたせ!」

貴「いーよ、で、どっか行くの?」

葉「え!あ、うーん、送る!」

珍しく歯切れの悪い葉山。

貴「え、そうなの、ありがと」

そう言えば、葉山と2人で帰るのは初めてだ。

実渕はたまに送ってくれたりするけど。

貴「門限大丈夫?」

葉「あ、うん!大丈夫!」

どこかぎこちない葉山。

貴「今日の葉山なんか変じゃない?」

葉「え、そ、そう?」

貴「変だよ、どうしたの?」

葉「うー」

貴「なに?言ってみ?」

ふー、と深い息を吐いた葉山。

するといきなり真剣な表情になって。






葉「あのさ」






葉「俺、Aのことが好き」






葉「俺、もっと強くなるから」






葉「俺の事見ててよ」

64→←62 ~赤司side~



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雪葉 - はい!頑張ってください!(*^▽^*) (2019年9月17日 22時) (レス) id: e8c65ee3c5 (このIDを非表示/違反報告)
夢莉(プロフ) - 雪葉さん» 雪葉さん、ありがとうございます!ゆっくりの更新になってしまうかもですが、気長に待っていただけるとうれしいです! (2019年9月16日 9時) (レス) id: 06f33d0a69 (このIDを非表示/違反報告)
雪葉 - 虹村さんかっこいいですね~小説がんばってください!応援してます! (2019年9月16日 7時) (レス) id: e8c65ee3c5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:夢莉 | 作成日時:2019年8月28日 21時

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