25 ページ34
20分くらい散歩して、
後輩達の分もアイス買って部屋に戻った。
後輩達の部屋を訪ねると
虹「おい、先輩からの差し入れ。」
赤「あぁ、ありがとうございます。」
貴「桃井、女の子一人だけど大丈夫?」
桃「楽しいですよ、でも正直Aさんとお話する方が楽しいです」
そう言って苦笑する桃井。
貴「そっかそっか」
青「さつきがいるせいで脱げねえっす」
そう文句を言う青峰。
虹「すぐ脱ぐ癖やめろな」
青峰にぱちんとでこぴん。
虹「じゃ、あんま桃井困らせんなよ、おやすみ」
おやすみなさーい、おやすみっス、などという声に手を振って帰った。
-----------------------------------------------------------------------
私達の部屋に戻って来た。
貴「てか青峰いっつも脱いでんの?」
部屋に訪れたこともあるけど、
連絡くらいのものだったし。
でもうるさいのはよーく知っている。
虹「大体いっつも誰か巻き込んで全裸になってるな」
貴「桃井、本当に大丈夫かなぁ」
女の子一人だし。
虹「まぁ、赤司達がいるから大丈夫だろ」
まぁ、そっか。
虹「桃井は桃井で黒子と同じ部屋で喜んでるかもしれねぇしな」
貴「確かにそうかも。」
ふふふ。
虹「ぶっちゃけ桃井ってどうなんだろうな」
黒子とマジバに行った時のことを思い出す。
黒子は逃避です、なんて言ってたっけ。
貴「後々恥ずかしがればいいよ」
虹「ヤな先輩」
そもそも口出すようなことじゃないし。
多分言っても聞かないし。
貴「桃井だけの問題じゃないでしょ」
青峰も、
虹「大変だな」
貴「そーだね」
つい他人事のように言ってしまった。
うん、ごめんね。
最近そんな悩みがなかったからつい…
虹「関口もさぁ」
貴「あ、あの時ね、あれはやばかった」
ひとの恋バナに花を咲かせていた私達だけど
自分たちのことは
言わないまま。
言えないまま。
67人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:夢莉 | 作成日時:2019年8月14日 16時