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20分くらい散歩して、
後輩達の分もアイス買って部屋に戻った。

後輩達の部屋を訪ねると

虹「おい、先輩からの差し入れ。」

赤「あぁ、ありがとうございます。」

貴「桃井、女の子一人だけど大丈夫?」

桃「楽しいですよ、でも正直Aさんとお話する方が楽しいです」

そう言って苦笑する桃井。

貴「そっかそっか」

青「さつきがいるせいで脱げねえっす」

そう文句を言う青峰。

虹「すぐ脱ぐ癖やめろな」

青峰にぱちんとでこぴん。

虹「じゃ、あんま桃井困らせんなよ、おやすみ」

おやすみなさーい、おやすみっス、などという声に手を振って帰った。

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私達の部屋に戻って来た。

貴「てか青峰いっつも脱いでんの?」

部屋に訪れたこともあるけど、
連絡くらいのものだったし。

でもうるさいのはよーく知っている。

虹「大体いっつも誰か巻き込んで全裸になってるな」

貴「桃井、本当に大丈夫かなぁ」

女の子一人だし。

虹「まぁ、赤司達がいるから大丈夫だろ」

まぁ、そっか。

虹「桃井は桃井で黒子と同じ部屋で喜んでるかもしれねぇしな」

貴「確かにそうかも。」

ふふふ。

虹「ぶっちゃけ桃井ってどうなんだろうな」

黒子とマジバに行った時のことを思い出す。
黒子は逃避です、なんて言ってたっけ。

貴「後々恥ずかしがればいいよ」

虹「ヤな先輩」

そもそも口出すようなことじゃないし。
多分言っても聞かないし。

貴「桃井だけの問題じゃないでしょ」

青峰も、

虹「大変だな」

貴「そーだね」

つい他人事のように言ってしまった。

うん、ごめんね。
最近そんな悩みがなかったからつい…

虹「関口もさぁ」

貴「あ、あの時ね、あれはやばかった」

ひとの恋バナに花を咲かせていた私達だけど

自分たちのことは

言わないまま。

言えないまま。

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作者名:夢莉 | 作成日時:2019年8月14日 16時

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