【刀剣乱舞】うちの主は死にたがり (ページ14)

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番外編いい兄さんの日ページ14

こんのすけ「審神者さまーーー！！！！！！！」

「うおっ、なんだなんだ」

［11月23日天気晴のちくもり］

今日は午後から曇るらしいから洗濯物を中に取り込もうと洗濯場までかごを持っていこうとすると向かい側からこんのすけが何かを背中につけて走ってきた。

そのまま私の方に突進してきそうだったから、とりあえず持ってたカゴで捕獲した。

こん「うぶっ、ひ、ひどいです審神者さま！」

「こうしないと私が危なかったからね？？で、どうしたのそんなに急いで」

ぷんぷんと怒っていたこんのすけは私の言葉にハッと思い出したように背中についていたビンのようなものを私に差し出して興奮気味に語った

こん「そうです！審神者さま、以前肩こりが辛いと仰っていましたよね？」

「あ～、うん。そんなこと言ったかもしれない」

机作業が辛くてこんのすけに愚痴ったような愚痴ってないような

こん「そこで私！！！それに効く薬を政府の薬庫より持ってきました！」

「興奮しすぎてジャパネッ◯さんみたいになってるよ」

いいからみてくださいまし！！と狐が急かすものだから瓶を受け取ってラベルを見ると

『カタガカルクナール』と書かれていた

「……本当に効くの？」

こん「大丈夫にございます！

政府の者で実験済みでございますゆえ！」

「…政府もなかなかだけどうちのこんのすけもなかなかぶっ飛んでるよね」

まぁ、そこまで言うなら…せっかく持ってきてくれたことだし……

蓋を開けてグイッと男らしく一気飲みした。男じゃないけど。

「ゔっ、まずぅ」

なんだかドブみたいな味がする

こん「良薬口に苦し、でございますよ！で、どうですか？」

キラキラとした目でこっちをみてくるこんのすけ。良薬口に苦しとはいうけれどこれは不味すぎてちょっとむり

「そんなにすぐ結果出ないよ…ちょっと水飲んでくる…まず…」

こん「私もお供いたします！」

吐きそうになるのを必死に抑えながらママ’sがいるであろう厨に向かった