episode146〇 ページ12
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｢絵馬が俺の気持ち？ほんとに？ほんとにマイキーがそう言ったのか？｣
｢うん……間違いない。あの夜、私を追いかけてきてまで言ったの ｣
話は戻り、私は引き続き隆君に絵馬の出来事を話していた。
隆君は信じられないと疑うような目で私の話を聞いていたが、全部本当の事なのだ。私だって、信じたくなかった
今までの、佐野の思わせぶりな言動とかはなんだったんだろう
｢おかしいな、それ
マイキーが書くわけねぇよ、そんなこと｣
｢……じゃあ見に行く？ほんとに書いてあるから｣
まだ7時半だし……今から行っても充分塾には間に合うはず。
私は頷いた隆君と共に、あの日以来行ってない神社に向かった。
そして記憶を頼りに佐野の絵馬が飾ってる辺りに隆君を案内すれば、あ、と隆君が絵馬を見つけたようで。
｢……ね？言ったでしょ｣
｢……ほん、とだ……なんで……｣
ほらね。と心の中で悪態をつきつつも、隆君の悲しそうな顔を見るのが辛かった
違う、そんな顔をして欲しくて連れてきた訳じゃないのに……
｢っでも、もう大丈夫なんだ！｣
｢え？｣
｢これでようやく佐野の本心も分かる事が出来たし、私は私で受験勉強に専念できるしね。恋愛なんかしてる暇はなかったから、丁度いいんだよ！｣
何が丁度いいんだよ馬鹿。
こんなこと言ったって、全部隆君にはお見通しなのに
｢……俺は、納得できない。こんなのおかしい｣
｢でも、こうして証拠が｣
佐野の想いを証明する証拠が、今目の前にある
｢確かに絵馬にはそう書いてある。けど、それをマイキーが書いたっていう証拠はねーだろ？｣
｢？どういうこと……？｣
｢考えてみろよ。あのマイキーが、"傍"なんていう漢字書けると思うか？｣
｢…っ、え？｣
｢今でさえ、絹って字も間違えるんだぞ？｣
｢まさか……｣
そんな、また、貴方なの……？
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
｢よーイザナ、なんだよ話って｣
｢蘭……こいつは誰だ？｣
｢あ？そいつ東卍の三ツ谷じゃん
なにその写真、彼女でも抱きしめてんのー？
てかお前ケータイ持ってんなら番号教えろよ｣
｢蘭、天竺の最初の仕事だ｣
｢あー？｣
｢三ツ谷を…潰せ……！｣
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歴女 - みんなが幸せになれる、ハッピーエンドだといいいです！ (2022年12月10日 2時) (
レス) id: 65eb06c570 (このIDを非表示/違反報告)
りお(プロフ) - 久しぶりの更新めっちゃ嬉しいです！通知きた瞬間叫びました笑更新してくださるだけでもう神です…！データ消えるのきついですよね。。本当に大好きな作品です！応援してます！ツナさんのペースで更新頑張って下さい！ (2022年11月5日 19時) (レス) @page45 id: 70628fcb09 (このIDを非表示/違反報告)
ゆいとこ - さすが最高一位。格が違いますね←上から目線過ぎ しかしほっんとーに好きです、このお話。 (2022年11月2日 18時) (レス) @page44 id: e4df59fc58 (このIDを非表示/違反報告)
詩 - 一気読みしてまじ止まらんかったです、この作品本当に好きですっ！応援しています！！ (2022年6月14日 19時) (レス) @page44 id: bb966ca157 (このIDを非表示/違反報告)
亜美(プロフ) - うわぁ、、。だいすきすぎる……。もう更新は、、多分しないか。続きは頑張って私が妄想したおします笑！！本当に本ｯｯｯ当に面白かった！！こんな面白い作品を、ありがとうございました＜(_ _)＞ (2022年6月3日 20時) (レス) id: b476552735 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ツナ
| 作成日時：2021年12月3日 21時
