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「えっ、可愛い……どうしよう孤爪くん、これすごい好きなんだけど！」
「分かったから落ち着いて……喜んでくれて何よりデス」
「えへへ。にしても、よく私の好きなの分かったね？」
「まぁ、いつもそういうの付けてたから好きだと思って……」
「なるほどー、私の事よく見てるじゃん〜」
ウザがられるの承知でダル絡みする。てっきりまたいつもの渋い顔で嫌がられるとおもってたのに、目の前の彼には余裕すら垣間見えた。
「そりゃ好きだったし。全部見るでしょ」
(おっと〜……)
「……な、なんか孤爪くん、大人だね」
「そっちこそ急に大人しくなってない？いつもはもっと大胆なのに」
「大胆て…」
そう言われるとなんか語弊がある気がする。でも、両思いになった今孤爪くんを前にどう振舞ったらいいか分からないのも事実だ。
前なら目を合わせることくらいなんてこと無かったのに、今は吐きそうなくらいドキドキしている。恋人だって意識した途端孤爪くんがとてつもなくかっこよく見えてきた……これが愛の力ってやつなのかな。
「だってそうでしょ？いきなり抱きついてきたり触ってきたり…」
「だーそれは！それはっ、友達だったから……」
「友達なら誰にでもあーやってするの？」
スっ、と孤爪くんの目が細くなる。地雷を踏んだことに気づきすぐさま軌道修正に向かう。
「なわけないでしょ！……孤爪くんに意識して欲しかったからに決まってるじゃん」
「ふーん？」
「ホントだよ……言わせないでよこんなこと」
もう…と口を尖らせていれば、クスと可笑しそうに笑われた。つられて私も笑いそうになって、つり上がりそうになる頬を抑える。
「ふ。なんか今、すっごく幸せかも……人生で一番な気がする」
「……よくそんなセリフ恥ずかしげもなく言えるね」
「だってほんとだもん。小さい頃からの夢が叶った感じ」
ずっと追いかけてた。孤爪くんに振り向いて欲しくて仕方なかった。あの頃は恋だなんて思ってもなかったけど、今はこうして胸が痛くなるくらい好きになっちゃうんだからほんと人生どう転ぶか分からない。
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風丸 - 今すぐ続きが読みたいぐらいとても面白かったです (4月4日 17時) (
レス) @page46 id: 3542795748 (このIDを非表示/違反報告)
ツナ(プロフ) - のんたさん» 飛んでます！ご指摘ありがとうございます😭🙇♂️ (4月4日 1時) (レス) id: 4b3554dc38 (このIDを非表示/違反報告)
ツナ(プロフ) - すかいさん» えーんありがとうございます！😭リアルっぽさ？を頑張って書いたのでそんな風に言って貰えて何よりです🥹🤍 (4月4日 1時) (レス) id: 4b3554dc38 (このIDを非表示/違反報告)
のんた(プロフ) - 更新嬉しいんですけど、話飛んでませんか？？ (4月4日 1時) (レス) @page38 id: edd53927be (このIDを非表示/違反報告)
すかい - やばい…これからの展開が気になりすぎ…話の構成上手すぎませんか？？？😭孤爪くんとこんな会話した気がするよ🥹！！ (4月4日 0時) (レス) @page37 id: 9c1c2096fb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ツナ
| 作成日時：2024年3月30日 17時
