episode20 ページ20
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｢ごめんね……灰谷君｣
｢別に。俺もがっつきすぎたわ｣
だから気にすんな。と頭を撫でられる
あぁもう、不良のくせしてどうしてそんなに優しい目してんの……普通舌打ちとかするんじゃないの？わかんないけども
｢灰谷君｣
｢んー｣
｢すき｣
ピタリと頭を撫でる手が止まって、恒例の如く灰谷君の耳がじんわりと赤くなっていく。色白だから特にわかりやすい
普段涼し気で余裕マシマシな顔してるくせに、こういう些細な攻撃に弱いのも、それがすぐ顔に出ちゃうのも彼のギャップの一つだと知った
｢お前……生殺しって知ってっか｣
｢え？なに？｣
ボソボソと喋るから聞こえなかった
｢だーかーらー、俺は頑張ってお前のこと襲わないように我慢してんだから、そーいうことあんまし言うなってこと｣
｢あ……ごめんね？でも、言っとかないとかなって思って｣
｢そんな義務みたいに言われても嬉しかねぇよ｣
｢ぎ、義務じゃないよ！ほんとに、灰谷君が好きだなっておも、｣
ふに、と柔らかいもので口を塞がれた
｢っはは、顔真っ赤｣
｢……灰谷君｣
｢ん｣
｢好きだからね｣
今度は、私からしてみたり。
流石に口は恥ずかしかったから、ほっぺにだけど。
｢急に溢れてきたから自分でもびっくりなんだけど、灰谷君のこと、すごく好きみたい｣
どうしてかな？と尋ねれば、頭の後ろにガシッと手を回されて、さっきの優しいのとは違う食べられるようなキスをされた
舌を入れられると、もう灰谷君には勝てなくなる
｢ん、灰谷く｣
｢うっせ。だまってろ｣
灰谷君のキスに頭がふわふわなりながら、私は彼の背中に手を回した
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華恋(プロフ) - こんな素晴らしい作品を今まで見逃していた自分に嫌気が指す…タイトルの雰囲気からは想像できない感動が衝撃すぎて…まさに衝撃の事実…感動しすぎて語彙力失いました……どうしてくれるの作者様。() (8月14日 9時) (
レス) @page49 id: 92a816f288 (このIDを非表示/違反報告)
千珠 - めちゃくちゃ心に刺さる･･･！つらい･･･！ (2022年2月9日 14時) (レス) @page48 id: cf6ad1b61e (このIDを非表示/違反報告)
千珠 - 待って、マジで泣きそう･･･！！ (2022年2月9日 13時) (レス) @page39 id: cf6ad1b61e (このIDを非表示/違反報告)
千珠 - マジで幸せになってくれ･･･！！ (2022年2月9日 12時) (レス) @page33 id: cf6ad1b61e (このIDを非表示/違反報告)
千珠 - まさか一虎のお姉ちゃんだなんて･･･泣きそうになりました･･･！ (2022年2月9日 12時) (レス) @page28 id: cf6ad1b61e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ツナ
| 作成日時：2021年12月25日 21時
