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千冬side ページ2
俺は、今までそれなりに、充実した人生を送ってきたし、場地さんと言う尊敬する先輩にも出会えた、しかし、俺の中には一つだけ心残りがある。
それは、高校時代にAさんに告白をしなかったことだ。彼女は俺の初恋の人だったが、高校時代の俺はいわゆる不良だったし、相棒の件もあって、恋愛どころではなかった。
相棒の件というのは、多分言っても信じて貰えないだろうが、この世界はループしていた。
俺の相棒の花垣武道は過去に戻ることができた。
そして、何度も彼が一人で戦ってくれたお陰で勝ち取った未来が今の世界線なのだ、ある世界線では俺も場地さんも死んでしまっていたり、ひどい場合は俺が属していた東京卍儈のメンバーが全員○されたりしたそうだ。
最もこの事を覚えているのはこの世界でたった一人俺だけだけどな。
これは俺の人生のリベンジだ。
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作者名:蒼井薔薇 | 作成日時:2023年1月29日 9時