#41 ページ44
お風呂に入った後、ベッドに寝転んでスマホに入っているメッセージアプリを開く。大好きな名前をタップし、少し考えてから一言文字を打ち送信する。
''会いたい''
まだ任務中だから、こんな事言っても仕方ないのだけど。付き合えたからかしら…。どんどん欲張りになってる。
ブブブブ…とスマホが振動した。画面に浮かぶ名前は五条悟だ。まさか電話がかかってくるとは思わなくて、スマホを落としそうになりながら通話ボタンを押す。
「よー…」
電話だからか、普段より少し低い声が聞こえてくる。
…五条悟だ。声を聞くだけで胸が締め付けられた。
『…あの、任務は…』
「寂しくなった？」
核心を突く言葉に思わず口を噤む。多分、そんな私の反応で図星だと五条悟にはバレてるんだろう。
『……うん、寂しい』
日に日に…ううん、毎時間毎秒、五条悟をもっと好きになっていく。…って言えば、きっと五条悟は引く。
「…傑に任せるか…」
『それは駄目よ。夏油君が困るわ』
「分かってるって。…待ってろ、秒で終わらす」
私のわがままをちゃんと受け入れてくれる五条悟に申し訳ないし、嬉しいし。それに…
『…何だか…今、すごく付き合ってる感じがするわ…』
以前なら、こんなやり取りなんて絶対しない。面倒臭そうにあしらわれると思うから。
はあ？と、呆れた様な声が電話口から聞こえた。
「付き合ってんだろ」
『そうだけど、五条悟に''待ってろ''って言われるなんて想像つかなかったから』
「あのなぁ…」
溜息を１つ吐いて、
「俺も…早く会いてーんだけど」
ぶっきらぼうにそう言った。その言葉はあまりに衝撃が強い。ドキドキと心臓は早打つし、少し前までの落ち込んだ気分が一気に上がる。
『ーっもう１回言って！！聞こえなかったわ！！』
「は？聞こえてただろ、ぜってーヤダ」
『…ケチ』
会ったら、言いたい事がたくさんあるの。
だから五条悟…早く帰ってきて。
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ななき - もー死ぬほどキュンキュンとまりません、もっとお願いします！！！！！！？！！！！！！ (11月30日 23時) (
レス) @page46 id: f371c2d5cf (このIDを非表示/違反報告)
憂流(プロフ) - 水泳進化人さん» 嬉しいです！ありがとうございます！！ (2021年6月28日 17時) (レス) id: 275269a074 (このIDを非表示/違反報告)
水泳進化人(プロフ) - あー…好き、めちゃめちゃ好き…それだけです。 (2021年6月19日 19時) (レス) id: ddf2ca19b2 (このIDを非表示/違反報告)
憂流(プロフ) - 星空の砂時計さん» ありがとうございます！！更新ゆっくりですがこれからもよろしくお願いします！作品、機会があれば読ませて頂きますね…！ (2021年4月17日 23時) (レス) id: 275269a074 (このIDを非表示/違反報告)
星空の砂時計 - とても面白いですね♪ 作者さんのペースで更新を頑張ってくださいね！ 私も呪術廻戦にハマり、作品を書いている者なので機会があれば何処かでお会いしましょう！ *´▽`* (2021年4月17日 16時) (レス) id: a21ef6301e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：憂流 | 作成日時：2021年2月15日 18時
