花は感情で (ページ10)

今日:2 hit、昨日:2 hit、合計:895 hit

3 ページ10

違うからお前の学園と違って強者が除け者だから」

「いや違うよ！お前らが強すぎるからだろうが！」

「いや俺完全に巻き込まれじゃん！」

「クスッ」

しまった思わず笑ってしまった。ドドドどうしよう。

「すっすいません！」

「敬語はいいよ。白爪さん貴方が言いやすいようにすればいいよ。同い年だし」

「あのでも私あっちの学園では上のクラスには必ず敬語だったので」

「よかったな。友達が出来て」

あれ？紅葉さんと月夜さんたちは友達だよな？

「いい加減他の他人と喋ったら？」

そう喜春さんが聞くと紅葉さんは頭を抱え

「こちとら何度人に殺されたと思ってんだ！この花のせいで」

花のせいでいじめ？！時間止めれば行けなかったのかな？

「あいつの花モミの時間操作は元は不老不死のみだったんだ。親からも町からも嫌われて逃げ出してここに来たそして理事長に育てられたんだ」

「成る程って何で考えが！」

「そんな感じの顔してたから」

月夜さんって凄い。私もそんな風になれたらいいな。いや！ならないとアイツを倒さないと

そんな感じで話していたらとても大きい未来学園よりもふた回り以上もある後者が見えた

煉瓦造りで屋上にに華未来と書かれている旗が立っていた。

「着いたぜ」

月夜さんが言うと紅葉さんが

「じゃ白爪さんは私と一緒に白爪さんの部屋見に行こうか」

笑顔で言ってくれた。

紅葉さんはすごく優しいなあ。お姉ちゃんみたい

「わかりました！」

幸世さんが「襲うなよ」とからかうと

紅葉さんは後ろを向き手を振り

「幸世死にたいならいつでも言えよ殺してやるからよー」

「まず俺に勝ってから言えばーか」

と煽ると幸世さんの目の前にガラスの破片が飛んできた。

危ない、と思い目を閉じたが幸世さんの魔法で塞がれた。

紅葉さんは幸世さんたちに指をさし

「てめー等に追いついていや！絶対越してやる」

そう言い紅葉さんは校舎の中へ入っていった。

私もその後を追いかけようとすると

「絶対アイツの過去を聞くなよ。今は喜春の花で所々良くしているがアイツは呪われている。だから周りはアイツに近づこうとしない。そしてアイツは俺等や周りに近づこうとしない。わかったな？」

私は頷き急いで追いかけた。

「紅葉さんはこの校舎に住んでるんですか？」

ふと疑問に思い聞いた。紅葉さんは

「いいや」

「では何処に？」

「内緒だ。白爪さんの部屋はここ荷物もここに置いてあるから