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「ホラさっさと動け!お前らはここ来れただけでも有り難く思え!」


なんども聞かされたそのセリフ。私は入りたくて入ったわけじゃ無いのに。


親が周りが勝手に決めて勝手に入れられただけだ。


それに私の花は強いがが好きでは無い。


私はそんな事を思いながらプリントを運んだ。



Sクラスまでプリントを運び帰ろうとすると、


「おい。昼飯買ってこい!今すぐにだ!」


「嫌です。私は雑務ですよ?貴方の道具じゃ無い!Sクラスなんだったら少しは自分で動いてみては?」


そうすると男は私を殴った。


男はニヤニヤしながら席に戻ろうとした。


その時私の花がどす黒くひかり浮いた。それと同時に男はお腹を抑え倒れ叫んだ


「痛い!痛い!止めろおい!クソ野郎!お前如きが俺にこんな屈辱味あわせていいと思っているのか?!」


私は殴られた頬をさすりゴミを見るような目で


「Sクラスならやり返せばいいじゃないですか?可笑しな事を言うんですね」


花の光は消え落ち首にかけた。私は男の花を持ちった。すると男は焦り


「かっ返してくれそれが無いと俺は…俺は枯れちまう。頼む返してくれ!さっきのことは謝るから。な?」


「貴方の花はユーカリですか…使い勝手は良さそうですが私には使えそうに無い。はいお返ししますが今起きたことは口外しないで下さい。では」


男は土下座し私は教室から出て行った。


さっき男にやり返しした時周りは驚いていたが助けようとしなかったのが不思議だ。


周りは気にしないのか?不思議だ。


教室へ帰るまで考えていたが特にこれといったものは思い浮かばなかった。


教室へ戻ると全員遊んでいた。


私は溜息をつきグラウンドへ出た。



今日は1年はどのクラスもないはずだ。そう思い出たが3年の生徒会がいた。


私は少し迷ったが木陰に座り華実雅ができた理由や花について書いてある本を読んでいた。


おそらく1時間くらいか?それぐらいになって私は走り込みをしようと立ち上がると後ろに長く綺麗な赤髪の生徒会長が気持ちよく寝ていた。


私は生徒会長を揺すり


「起きてください。こんな場所で寝てていいんですか?」


そう聞くと此方へ走ってきている黒髪の副生徒会長が


「会長!あーもー他人に迷惑かけてどうするんですか?!今から仕事しますよ!すいません…えっと君は?」


「白爪 弥美華。雑務なのでいいですよこれくらい」


「そっかごめんね?ここの学園は雑務なんてものはないんだけどD組は雑務なんて言わ

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作者名:暇人センセー | 作成日時:2018年7月12日 23時

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