クラスメイト君。 ** Hyoma ** (ページ11)

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You side

次の日、私は生まれて初めて寝坊をした。

スマホを見ると彪馬から連絡があって

｢先行ってるね｣とのこと。

やばい、家出る時間に起きるのはほんとにやばい。

昨日寝落ちしちゃってアラームかけずに寝たからだ…

親がいれば車で送って貰えたのにな。

とりあえず急がなきゃ、、、

爆速で準備をして朝ごはんも食べずに家を出て
朝読が始まる5分前に教室に入った。

朝読が終わったらやっぱり彪馬は話しかけてきた。

彪｢A遅かったね。寝坊したの？笑｣

｢そうだけど、なんか文句ある｣

彪｢別に〜笑てかさ今日放課後暇？｣

｢何で｣

彪｢今日5時間で部活ないじゃん？だから暇かなーって思って。ちょっと都内出るけどね｣

｢都会嫌いなの知ってて言ってる？｣

彪｢いいから！お願い！｣

｢もう、分かったから手短に済ませて｣

彪｢え、手短には無理｣

｢は？｣

彪｢とりあえず行ってからのお楽しみ!!｣

そこでチャイムが鳴ってしまい詳しくは聞けなかった。

都内やだな…できることなら家帰って寝たいのに。

せっかくの部活ない日だし。

でも彪馬がどうしてもっていうなら行ってあげよう。