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彪馬の準備が整ったところで勉強会開始。






私は椅子に座り彪馬は立ったまま。





椅子を用意しようとしたけど大丈夫って断られた。





相変わらず洸希はスマホをいじってて様子すらも
見てこない。




ま、彪馬が見てくれてるからいいけど←





ちなみに今は数学のレポートをやっておりまする。






「ねね、ここは?」




彪馬「ん?ここはね、この公式を使って当てはめて…」







彪馬の教え方すごく上手でバカな私でもわかった。




分からないところは分かるまで根気強く教えてくれるしおかげで今日中に終わりそう。





彪馬「…わかった?」





「うん!彪馬の教え方すごいわかりやすい!
ほんとに感謝。ありがとう!!」




彪馬「はは笑 ありがとう」







40分位で数学が終わって次は理科。



理科は解説のしょうがないというか…





教科書とか見れば分かるからもう大丈夫って言った。





でも、一応終わるまでいてくれるらしいから
分からないところあったら聞いてって。





もうほんと神。







私一人っ子だからめっちゃ助かる。






それからも教科書とノートを見返しながら
何とか終わらせた。





「…終わったー!!」




洸希「やっと終わったか。」




彪馬「お疲れ様〜。Aちゃんすごい真面目に聞いてくれるから教えやすかった!」




「ほんと!?なんか嬉しい」




洸希「いいから用終わったならとっとと帰れ。」




彪馬「そっちから呼んどいて酷くない!?
もう帰るけどさ。」




「あ、待って!最後に」





私はどうしてもぎゅーしたくて彪馬に
飛びついた。





彪馬あったかい…洸希とはまた違う温もりがある。





でも1番は洸希の温もり。





彪馬「Aちっちゃい笑またなんかあったら呼んでね〜。 じゃ、またね」




「うん!今日はほんとにありがと!
良かったらまた来てね!」






洸希は彪馬を玄関まで送ってまた部屋に戻ってくるなり私に抱きついてきた。





さっきのこともあったから



今日は甘えん坊さんかな、?笑

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作者名:めろん | 作成日時:2021年8月11日 13時

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