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You side
｢…は？洸希何言って…｣
何言ってるのって言おうとした瞬間
私の唇に柔らかいものが重なった。
それは紛れもなく洸希のもので。
私の肩に手を置いてゆっくりと離れる。
洸希｢これで夢じゃないって、わかった？｣
｢十分わかったからもうしばらくしないで。｣
洸希｢…なんで。｣
｢だって緊張するもん。
いくら彼氏とはいえ、こんな顔面国宝が
近くよってきたら心臓持たない｣
んーと、あと軽く10個くらい心臓が必要かもね。
もはやこれなんの時間？笑
洸希｢わかった、Aが嫌ならやらない。
でも、｣
ぎゅっ
｢ハグはしたい、でしょ
それぐらい分かってるって。私ハグの方が好きだもーん｣
洸希｢やっぱAといると落ち着く。
あ、てか今度またライブあるから来なよ。｣
…！？
また！？え、テスト期間の可能性大あり。
｢それいつ？｣
洸希｢確か3ヶ月後。
で東京でやるのは15日の1部と2部。｣
今思いっきりやる県と2部制ってこと聞いちゃったけど大丈夫？これ
ゆーて、東京だけだけど。
洸希｢…あ、2部制ってこと言っちゃった。
ま、いっか。んで、来る？
来るんならチケット用意して…｣
｢それはいらない。
自分で当てて会いに行った方がライブ来た！って感じするじゃん｣
洸希｢俺たちが歌って踊ってる姿見れば来た気分になるだろ。｣
てか時間も聞かなきゃじゃない？
時間によっては行けないし、15日って確か
テスト期間か当日あたり…
｢ねぇ時間何時から？
時間によっては私行けないよ。
まだ中2だし。｣
洸希｢時間はまだ詳しくは決まってなかった気がする。とりあえず分かったらまた連絡する。
てか、俺もう帰んなきゃ。｣
｢え〜もう帰るの、？｣
洸希｢いいだろまた会えるんだから。｣
｢だって洸希仕事忙しそうだし私だって部活あるし
そんな簡単に会えないよ…｣
もう洸希が帰ってしまうことを考えるだけでなきそう。
｢最後にもっかいぎゅーしよ、｣
洸希｢…これで最後な？｣
そう言って手を広げてくれる洸希に思いっきり抱きついた。
びっくりしながらもちゃんと
受け止めてくれた。
やっぱ洸希の匂いは落ち着くし抱かれ心地(？)
がいい。
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作者名：めろん | 作成日時：2021年8月11日 13時
