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俺のもんになったら ページ3

加州「手、繫ごっか」

「何言ってんの?黙って、何で手を繋ぐの?」

加州「悪女役なんでしょ?ヒロインに見せつけなくていいの?」

「ヒロインってひとまとまりに言わないで!
広 印ちゃんだから。
貴方に印ちゃんの気持ちが分からないから言えるのよ?」

加州「分からないよ。考えたことないから」

うう…今すぐ殴りたい…
その綺麗な顔に一発殴りたい。

加州「じゃあ、キスしていいよね?抵抗してないし、Aは可愛いし」

グイッ…チュッ

「ちょっと!」

加州「抵抗してないし、よかったんじゃないかな」

「セクハラ…」

ガンッて額を当てて逃げる。
意外にできるじゃん私!偉い偉い。後で自分のご褒美としてただただ欲しいだけのジュース買ってきちゃお。

何で加州さんは私のこと好きになったんだろ…
悪女をやって嫌われるように仕向けたのに…

走りながら考えると何かキビキビ動いている何かに当たった…


「ぎゃあ」と可愛げのない声が聞こえる…私の

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作者名:香覇 | 作成日時:2018年4月15日 22時

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