悪女な私 ページ2
《体育館の裏》
ヒロイン「突然でごめんね…ずっと前から好きでした」
加州「あのさ、俺お前じゃなくてそっちの方がいいかな」
ビッと、指をさした方向がヒロインじゃなく、
私の方…
「ほ、ほら、やっぱり貴方じゃなくて私よ！
貴方は役立たずのバカみたいね？
あははは！(高笑い」
ヒーロー私の本性気づいたよな？嘘だけど…
早くヒロイン選べよな？
加州「あのさ、無理しなくていいよ？」
「は？」
ヒロイン「酷い…Aちゃん、酷い」
ダダッと泣きながら走り出した印ちゃん
「印ちゃんっ！
…ちょっと、印ちゃんをなんて事してくれたの？加州さんは広 印ちゃんを選んでくれればいいだけなの。簡単でしょ？」
加州「嫌いな奴と付き合っても疲れるだけなんだよねぇ。
俺はお前が好きなの。分かった？」
「はぁ？何言ってんの？私だって印ちゃんをフったあんたのことなんて嫌いだから」
加州「なら、俺を好きになってくれるまで逃がさないから」
そう言うとダンッと音を立てて地面に落とされる。
加州「最近じゃあね、壁ドンだけじゃ物足りないんだよね」
「じ、女子はそのくらいでキュン×2だよ？だからとっとと、どいてよ！」
加州「女子とかの気持ち、考えてないから」
「は？何言ってんの？」
加州「女子じゃなくて俺の気持ちとあんたの気持ちしか考えたことないから。
それに物足りないって言うのは俺がただただ足りないだけ」
私の後頭部を押さえ込んで唇と唇があと1�僂里箸海蹐濃澆瓩拭�
加州「嫌がらないの？逃げたくない？」
「に、逃げる余裕ないから諦めてるの」
ああ〜、足が痺れてきた…ずっとおんなじ体制だったから疲れてきた…
痛い、早くどいて！
歯を食いしばって顔を真っ赤にしてもがく。
加州「そうそう、嫌がってるのをいじめる程度が好きなんだよ、俺は」
“A”と呼んだ時に吐息が唇に触れる…
加州「とっとと俺のもんになったらこんなことしなかったのに」
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作者名：香覇 | 作成日時：2018年4月15日 22時
