5 ページ5
兄さんのところまで行くともうすっかり日が落ちて月光の明かりが照らす。
私が隊長なのに偵察も全てやってもらった。
情けない…
でも、夜戦だからここでは夜目が利く今剣と私が活躍するところ。
それに城内だから奥に進むと室内になる予定…
だからやっぱり短刀とか打刀とか脇差が有利だ。
岩融「おい！あんな所に遡行軍がいるぞ？」
「岩兄も夜目が利くっちゃ利くんだ…」
岩融「がははははは！まぁな」
悪霊でさえ笑って追い払ってしまいそうな兄…
頼もし…い？
夜、顎下に懐中電灯が光って笑っていたら怖いな…なんとなく…
取り敢えず走り出し、遡行軍の元まで行く。
そして所構わず刀を振り落とす。
ぎゃぁぁぁぁぁぁぁあ…
「ふう、いっちょ完了っと」
彼方此方で倒してくれる兄さん達。
空振ってるけど…
石切「あっちでは4体倒したよ」
「私が1体倒したからあと…1体のはずなんだけど…」
三日月「輝夜、後ろ！」
「は⁉急に⁉」
グサッ…
小狐「油断禁物ですよ？」
「はーい…」
小狐「借りは後で髪結いしてください」
「好きだね、髪結い…」
借りを作ってしまった…しかも髪結い…
まぁ命に代えたらマシだけど。
シュルルルルル
今剣「えっ、てきはもうたおしたんじゃないんですか⁉」
奥にずらずらと待ち構えている敵さんがおいでなさってる…
その敵は皆短刀(極？)。敵にも極っぽいのがあったなんて…
三日月「見たことない生物だな？」
はははと笑って…って笑ってないで倒せよ？
石切「隊長、ご命令を」
「そんじゃあ突撃だよ！」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 3人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：香覇 | 作成日時：2018年4月2日 7時
