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〜阿津賀志山〜
「到着っと…着いたね」
宗三「雨ですか…ここでは降らないはずなのになんででしょうね…違和感があります…」
小夜「…こ、江雪兄様…」
「…ん？」
気づくとお小夜は、走り出していて、私達はお小夜の向かう先を見る…嫌な予感が漂う
「江雪兄様！」
検非違使…検非違使の部隊と戦う姿が見える
でも三人だったから倒せなかったんだね…
宗三「姉様後ろ…危ないですよ」
「っえ？宗三なんて言っt《ジャキッ…
鈍い音がする…痛い…
「検非違使かぁ…兄様達を傷つけたこと思い知ってもらおうか！(怒」
真剣必殺…
宗三「大丈夫ですか？もっと敏感になってください」
「宗三が大きな声で言ってくれたら良かったんだよ…」
宗三「小夜…お小夜はどうしたのですか？」
「お小夜は三日月宗近と鶴丸国永と江雪兄様の補助として行ってるはず」
すぐさま追いかける。
雨で地面がぐちゃぐちゃ…気持ち悪い…
あっ、全てお小夜が倒してくれたみたい…
でも、無駄に真剣必殺出したみたい…
活躍…してないな…
小夜「輝夜姉様…大丈夫だから…十分に活躍してるよ…姉様は…」
「お小夜、ありがとね。江雪兄様達も助かったと思うよ…」
お小夜の手が私の震えた手を握ってくれた…
宗三「…姉様は恋ってしてますか？」
「ウワッ…びっくりした…いつかi《宗三「ずっといました」
「そっか…で…恋だっけ？そんな青春乙女みたいなのしてないよ…こんな汚い私が」
小夜「……輝夜姉様は綺麗だよ…汚くなんかない…僕の血に濡れた復讐劇よりは本当に綺麗だよ…比べ物にならないくらい…」
褒めてもらってるのはわかった…
褒められているのか？
多分お小夜からすると凄く褒めてるんだ…
「ありがと。嬉しいな」
なでなでなで…
「宗三ももっと甘えていいよ？弟なんだから」
宗三「いえ、僕はいいんですよ…どうせ役に立たない籠の鳥なんですし…それと言って可愛がることなんてただのお世辞に過ぎないことじゃないですか…そんな僕に甘えろと？はぁ？嫌ですよ…僕にそんなことさせといて歴代の主の上を行ったつもりですか？」
「まあまあ、そんなこと言わないでよ…」
なでなでなで…
「やっぱ照れたとこ可愛いじゃん…ふふっ…」
宗三「…///」
小夜「宗三兄様の照れたとこ初めて見た…」
宗三「そうでしたか…まぁ、これは見世物じゃないのですがね…」
「じゃ、帰ろっか…」
江雪兄様達を背負って帰還…
負けそうになったのに何故か笑顔だった…
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作者名：香覇 | 作成日時：2018年3月1日 21時
