常識人が9人 ページ9
早朝、私たちは朝ごはんを七海の部屋で食べて部屋を出た
今日は実家に帰ることになっている
実家とは言っても、祖父母の家になるんだけどね
携帯と財布をカバンに詰めて高専を出て家に行く
電車とバスを乗り継げば豪邸が見える
門番に声をかければ、私に気づいて中に案内してくれる
『お久しぶりです。おばあ様、おじい様』
婆「久しぶりですね。今日は御三家や呪術界の上位を占める家の集会になります。貴方も連れて行くから着替えなさい」
『はい。失礼します』
頭を下げて部屋から出る
「A様!お久しぶりです」
私に声を掛けたのはこの屋敷に来る度に私の世話係を任されていた女中の
『久しぶりね、美里さん。』
志「敬称をつけるのはおやめ下さい!」
『なんで?美里さんの方が年上やし、尊敬してんねんから当たり前やろ』
志「奥様や旦那様が許しませんから!」
『あの人らはほっといたらええねん。どうせ、もうすぐ死ぬやん』
祖父母とは仲がいいとは言ったもののそれは昔の話であって今は好きでもなんでもない
私はここの当主になるために媚びを売ってるだけ、腐った呪術界を作り替えるために…
美「こんなところでそのような話はおやめ下さい!」
美里さんをからかうのは楽しい
『取り敢えず、着付けとかお願いしてええ?』
美「はい、かしこまりました!お嬢様に似合うと思った組み合わせを用意しております!」
楽しそうに私の腕を引っ張りながら部屋に連れていってくれる
こんな腐った業界でも生きていけるのは美里さんがいるのも理由の一つだ
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少女 A.(プロフ) - 関西弁と敬語がごちゃごちゃしすぎてるし、コテコテすぎるし、よくわからない女の子存在意味はなんなんだろうっていう疑問、詰め込みすぎなんだろうなー。うまくまとめることができないのに、あれもこれもぐちゃって突っ込んだ結果の作品 (2022年2月7日 0時) (レス) @page23 id: 122e0d784c (このIDを非表示/違反報告)
クロシェット(アムール)(プロフ) - コメント失礼します。凄く好きな作品です!応援してます。これからも更新頑張ってください。 (2021年3月5日 17時) (レス) id: 66de3eaad7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ふうた | 作成日時:2021年3月5日 11時