六十一話 ページ14
萩原side
元カノとAとの三人での話し合いで元カノにボロカス言われた
うすうすは気づいてたんだ。そんな事だろうって…それでも当時は本当に傷ついた
Aとまた再開するなんて思ってなかったから、俺にもまた恋をすることができたんだって
だから、元カノが欲しいものやしてほしいことはやり切った
頑張ってきたんだ。なのに、今更復縁を迫られて、挙句の果てには顔と金だけだった
そんな俺の事をかばってくれたAに手を出そうとした元カノに我慢ならなかった
萩「…マジでいい加減にしてくれる?Aのこと傷つけるならいくら女の子でも許さないよ?…もう顔も見たくない、二度と俺とAの前に顔を見せないで」
俺は割れたコップの分多く出して帰った
元カノにもキレてはいるが、何よりこんなことに巻き込んでしまった自分に腹が立っていた
俺がもっとしっかりしていれば、Aを連れて行かなければこんなことにはならなかった
いろんな感情がぐるぐると渦巻いて、今にも泣いてしまいそうだった
Aは俺をベンチに座らせてどこかへ走っていった
ああ、呆れられてしまった。きっと失望したんだろう
そう思っていると、Aは走って戻って来て俺にお茶を渡してくれる
俺が飲み終わるのを確認すると
『研二は、私に迷惑かけたと思ってる?それともあの子が顔とお金しか見てなかったことに悲しんでるの?』
どっちも当たっていて顔があげられず答えることもできない
そうしていると
『…帰ろっか』
Aがそう言った。俺は思わず顔を上げてしまった
萩「なんっ…で、、」
しょうがないか。急に男女のいざこざに巻き込まれた挙句、俺がこんな状態ならな…
そんな俺の気持ちを見透かしたようにAは言う
『…研二が考えてるような理由じゃないよ。家に帰ってゆっくりお話しよう!そんな顔してたら折角のイケメンが台無しだぞ!…折角だから、今日の晩御飯も二人で食べちゃおうか。勿論研二の好きな物』
そう言って俺の手を引いて家に連れていかれた
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理緒(プロフ) - 黒の組織は候補じゃないんですね。赤井さんでお願いします! (2020年7月31日 12時) (レス) id: 1cb7c9a601 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ふうた | 作成日時:2020年7月13日 18時