今日:2 hit、昨日:2 hit、合計:1,866 hit
小|中|大
序章 ページ1
あなた達に語って聞かせるのは、そう、そう。それはそれは昔の物語です。
昔々、あるところに、黒い国がありました。黒い国には美しい人々が住み、幸せに暮らしていました。人々は黒い女神様のくれた贈り物を使って、穏やかに過ごしていました。
けれどある日、王様が白い穢れを呼び覚ましました。どうしてそんな事をしてしまったのかは今となってはもう分かりません。
白い穢れは黒い国を襲いました。少女も、青年も、誰も彼もが白い穢れの前に倒れました。王様ですら、何もできませんでした。
ですが、ヴォイドと呼ばれる英雄がやって来て、白い穢れを払ってくれました。ヴォイドは黒い国を救い、そして世界を救ったのです。人々はその英雄を称えて、その生き様を記録しました。
それが、この物語。素晴らしいハッピーエンドの物語です。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
9人がお気に入り
9人がお気に入り
オリジナル作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ