141話 理由〜コナンside〜 ページ15
センジョウ「ふむ……外に出したのか、聞きたいかい?」
スタル「えぇ、まぁ……」
センジョウ「……君は頭が良い、器量も、見た目もね」
スタル「そんな事は……」
センジョウ「何より君には覚悟がある……他の子とは違って」
スタル「……覚悟?」
センジョウ「あぁ、『あの世界で生き抜いてやる』と言う覚悟が君にある」
男は持っていたコーヒーカップを机に置くと朔夜に顔を寄せる
センジョウ「君のその燃えるような赤色の瞳がその証拠だ。俺はその目に惹かれたんだ」
スタル「……はぁ」
センジョウ「ただ、俺の追い求める色とは少し……ホンの少しだけ違っていてね……」ハァー
心底残念そうにため息を吐く男に対して朔夜は苦笑を漏らす
センジョウ「そこでだ、俺が君の色を変えよう。そう思ったんだよ」
スタル「でもそんな事って……」
センジョウ「出来るさ、俺と君ならね」ガタッ
残っていた珈琲を一気に飲むと急に立ち上がる
センジョウ「行こう、一刻も早くね」
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タンゴ(プロフ) - クロッキーさん» コメントありがとうございます!!勿体ない御言葉、ありがとうございます!! (2019年3月30日 16時) (レス) id: 9b37aaf70f (このIDを非表示/違反報告)
クロッキー(プロフ) - え、待って?神作!(語彙)夢主くんがかわいいッコナンくんが夢主くんを助けようとする所に心を打たれる!なんで、こんな神作早く出会わなかったんだ!馬鹿だろ!自分!← (2019年3月26日 11時) (レス) id: 6bff0860fb (このIDを非表示/違反報告)
タンゴ(プロフ) - 海渡さん» 閲覧&コメント、ありがとうございます!!有り難いお言葉、感謝申し上げます!! (2018年1月24日 9時) (レス) id: 9b37aaf70f (このIDを非表示/違反報告)
海渡(プロフ) - 天才です。 (2018年1月23日 22時) (レス) id: db6ec6fbca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:タンゴ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/
作成日時:2017年4月12日 18時