20話 疑惑の瞳〜灰原side〜 ページ22
朔夜「んぁ、オハヨー」ガラッ
朝、教室に彼が入ってきた
歩美「おはよう朔夜君!!」
光彦「あれ?その頬っぺどうしたんですか?」
登校して来た彼は左の頬に大きな絆創膏を貼っていた
朔夜「あ〜……これね、昨日の夜花瓶落っことしてさぁ〜ぶつけちゃった」
コナン「おいおい、大丈夫かよ?」
朔夜「へーき、へーき……父さんがめっちゃ心配してたけど問題ねぇよ」
コナン「そうか」
怪我の理由は大したことが無い
ただ、一瞬だけ困惑した雰囲気が流れたのは気のせいではないはずだ
本当は組織関係で怪我をしたのか……それとも別の理由か……?
朔夜「灰原?」
灰原「…ッ!?な、何かしら?」ビクッ!!
朔夜「どうかしたのか?ボーッとしてさ」
灰原「……別に、貴方には関係ないでしょ」
朔夜「ふ〜ん、まっ……風邪とかじゃ無いなら大丈夫か」フイッ
白々しい態度に腹が立つ
〜〜〜〜〜
コナン「こっちだ!!」
朔夜「へいへい」
体育の時間、サッカーをしている彼は特に変わった所が無い普通の少年
灰原(演技が上手いわね……彼)ハァー
周りから見れば普通に見えるが私にはどうしてもわざとらしく見える
それは彼の行動が演技だと気がついているからだろう
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作者名:タンゴ x他1人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/
作成日時:2017年1月9日 15時