ジンチョウゲ reaper ページ4
俺は今日も魂を狩る
なぜならそれが俺の仕事だからだ
しかし、俺は俺の仕事が嫌いだ
でも俺には魂を狩るためだけに作られたから,,
俺に"存在意義"がなくなってしまわないように___
,,,まぁ暗い話はこれぐらいにするか
そろそろ開いてるな
___チリンッ
『あ,いらっしゃいませって,,
またいらしてくださったんですか?
reaperさん』
そう言って目の前のそいつは嬉しそうに笑っている
ほんとは目に映すだけじゃなくて触れてみたい
でも触れられない,俺のこともあるが彼女は男性恐怖症なんだそうだ
俺がここに来た時に昔から通っているという奴から聞いた
『コーヒーの,,ブラックでいいんですよね?』
「あぁ,頼む」
可愛い,死神の俺がこんなことを言うのもあれだが
俺の目の前にいる彼女は綺麗で可憐だ
俺がこうして通っているのは彼女に会いたいがためだ
別にここのコーヒーが特別なわけじゃない
だが,ここのいいところは静かで安心できる
色々なものがゴチャゴチャしているわけではなく,必要なものだけ置いてあるような感じがとても好きだ
『お待たせしました,コーヒーのブラックです』
「あぁ」
そんなことを考えていたらもう作れたらしい
そういえば彼女以外の定員を見たことがない,,
もしかすると彼女以外の定員はいないのかもしれない。
そう思うとこのコーヒーも特別なものに思えてきた
今日も同じようにあそこに行こうとドアを開けようとすると中から誰かの話し声が聞こえてきた
《お,お願いします!あともう少しだけ待ってください!あと少しだけ!》
《あのねぇ?そう言ってからもう2ヶ月も経ってるんだよ?こっちだって仕事なんだ,どれだけこっち側が困っているのか分かってるのか?》
《お願いします,,,あと少しで帰ってくるんです!》
聞こえてきたのは男女の会話だった
女性の声には聞き覚えがある
彼女だ。
そしてもう1人の男は誰なのか,,,まぁ仕事関係の話をしているのだろうとドアを押そうとした途端俺に信じられないことが聞こえてきた
《お願いしますッッ!旦那が帰ってくるまでここを取り壊すのはやめてくださいッッ!》
旦那,,,?
取り壊し,,,,?
俺は分からなくなって家までショートカットした
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#a - にぃさん» 私のその時の気持ちで題名つけましたよ(笑)好きだなんて,,,ありがとうございます〜最近忙しくてあまり更新できておりませんが頑張る所存でおりますのでよろしくお願いします (10月26日 23時) (レス) id: 770441da35 (このIDを非表示/違反報告)
にぃ - あ、あの、題名って小説見て決めました?めっちゃ題名好こなんだが (10月25日 19時) (レス) id: 9cceebbfe5 (このIDを非表示/違反報告)
#a - プリン食べたいさん» ウルッときたのならよかったです(安心)メア様かっこいいからめっちゃ書くかもです(笑) (10月18日 12時) (レス) id: 770441da35 (このIDを非表示/違反報告)
プリン食べたい - なんかウルっときたッ…メア様ッッ流石ですッッ!!!!!(?) (10月17日 18時) (レス) @page2 id: 07b9ba0dd4 (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時:2023年10月14日 17時