Story26 ページ26
さとみside
·
さとみ
「まじかよ…、、ケホッゴホッ…」
本当は朝から体調が最悪だった。
胸は痛いし目眩や吐き気。
今にも倒れそうなくらいの体調の悪さだった。
だけど、最後の体育祭。
休みたくなかった。
だから薬を飲んで体にムチを打ち学校に来た。
さとみ
「はぁっ…はぁっ…けほっ、」
そんな体調の中、ほんとは制限されている運動もして
そろそろ俺の体は限界だった。
どの競技の時だって意識と呼吸を保つことで精一杯で
正直言えば競技中の記憶なんてあんまりない。
ダンスが終わって、自分の椅子に座った途端、
我慢していた何かが切れる音がした。
さとみ
「はぁっ…ｹﾞﾎｯ…ゴホッ、ｹﾞﾎｯ…」
耐えられないくらいの息苦しさに吐き気、胸の激痛、色んな症状が出てきた。
でも、こんなところで倒れられない。
俺の病気のことを知らない人たちばかり、
迷惑をかけたくなかった。
さとみ
(トイレ行って、薬飲も…ついでに保健の先生んとこ行くか…)
ころんが気づいてくれたけど
ころんだってまだ競技が残ってるし、疲れているに決まってる。
だから俺は1人で行こうとした。
なのに・・・
『ちょっと待って、さとみくんっ…！』
さとみ
「！…Aっ、？」
Aが俺を呼ぶ声がして
思わず足を止めて、Aの方を振り向く。
『っぁ、、』
『ご、ごめん…、。悪いことだし迷惑だって分かってるけど、私も一緒についていく、
今のさとみくんを一人にさせるわけにはいかないよっ、、』
Aは今にも泣きそうな顔で俺に言ってくる。
さとみ
「…A、、わかったよ、、笑」
『ありがとう、』
まぁ、なんとかなるか、って思って一緒について来てもらうことにした。
『ゆっくりでいいからね、』
さとみ
「けほっ…ありがと、…ｺﾞﾎｯｺﾞﾎｯ…はぁｯはぁｯ…」
『ｻｽｻｽ…』
Aは俺のことを支えてくれて、
俺のペースに合わせて歩いてくれた。
『何かあったら呼んで、』
さとみ
「ありがとっ…ちょっと、時間、かかるかも…」
『ゆっくりで大丈夫だよ、』
さとみ
「…んっ、」
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えむ - 応援してます☘ (2月12日 14時) (
レス) id: d4264e8d9f (このIDを非表示/違反報告)
えむ - 主さんのペースで更新していってください！🤍いつも楽しませてもらっています🤭💕 (2月12日 14時) (レス) id: d4264e8d9f (このIDを非表示/違反報告)
えむ - 更新楽しみに待ってます！主さん最高です♡ (12月30日 9時) (レス) id: d4264e8d9f (このIDを非表示/違反報告)
病み少女(プロフ) - えむさん» ありがとうございます💓💭頑張ります✊🏻⸒⸒ (12月27日 11時) (レス) @page40 id: ae16366adb (このIDを非表示/違反報告)
えむ - またまた投稿ありがとうございます！頑張って下さい♡ (12月22日 16時) (レス) @page40 id: 74456a6cc2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：病み少女 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/1346/
作成日時：2022年8月25日 2時
