かわさきさん家 (ページ45)

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▎ガチ手紙ページ45

あ

某日。急遽とあるスタジオに呼ばれた私。

マネージャーさんに通され入ったスタジオには

「 ... なになに、」

皇輝、将聖、海琉、久保廉に通陽。悠仁に青木ちゃん、光成に黒田、拓実にうっちー、ひらつにわっくんの13人が居た。

オーディション会場みたいなんだけど、(笑)

皇「とりあえずこっち来てもらっていいですか」

皇輝に指示されたのは机の前。

そして目の前には皆さんお察しの通り川﨑皇輝。

「え、ほんとにわかんない、なになに」

皇「なんて言われて連れてこられました？」

「分かんない ... 普通に呼ばれた」

湧「そんなことある！？」

いや、それがあったのよわっくん ...

皇「実はですね、今YouTubeの撮影中でしてお手紙企画をしていたんですけどAさんにはドッキリですね。

あの、何も伝えずに来ていただいたみたいなんですけれども僕がAに手紙を書いてきました」

「え、あ、はい、」

檜「がちで混乱してんじゃん (笑) 」

「みんな知ってたの？」

私の問いかけに元気よく返事する年少組とニヤニヤしてる年長組

そして理解が追いつかぬまま皇輝が手紙を読み始めた

皇「 Aへ

こうして手紙を書くのは初めてで正直何を書けばいいか分かってません。(笑)

Aには伝えたいことがたくさんあるのにいざ書こうとすると何を書けばいいか分からないって不思議ですよね。

なので思ったことをそのまま書きます。だから文が変でも気にしないでください」

「はい、(笑) 」

皇「 Aはいつも頑張りすぎなくらい頑張ってるね。
これは兄としても同じメンバーとしてもそう感じます。

括りが違くていつも一緒にいれてるかと言われればそうじゃないけどちらっとAの方を見た時には必ずと言っていいほど高確率で鏡と向き合いフリ確認をしているイメージがあります。

倒れないか心配になるけれどやり遂げるのはきっとA自身の負けず嫌いなところやここで挫けてたまるかという気持ちがアドレナリンを出してるんだと僕は思います。

だからこそふと気を抜いた時倒れないかヒヤヒヤしてるんだよ」

「 ... 、」

皇「意地でも弱音を吐かなくて、強がりで、人一倍周りに気を使って ... 少しは逃げることを覚えてください。

これはリーダー、そして兄からの命令です」