# ０２ ページ46
あ
皇 「 Aがジャニーズに入ると聞いた時小学生ながらとても不安でした。
俺と星輝がいるとはいえ周りを見渡せば男の人ばかり。
きっと大変なことが山ほどあるんだろうなと幼いながらに感じていた僕は 、僕ら以上にAは大変な思いするだろう。と思っていたけどそれでも無我夢中で小さな体で僕らに付いて来ようとするAを見て何も言えなかった。
普段は中々喧嘩しない俺らだけど活動のことになるとたくさんぶつかるよね。
たくさんの先輩から可愛がられて 、たくさんの後輩から慕われてるA。きっとこれまでの頑張りがあったらからこそだよね。
家族だけど同期で 、メンバーでもある僕ら三人。
少しくらい頼ってくれてもいいのにななんて思います。(笑)
1人でなんでもこなしちゃうから尊敬するけど心配なんだよ！
僕ら以外にもたくさんのメンバーがいるんだから一人で抱え込まずに周りに頼ってこれからも色んなこと分け合って頑張っていこうね。
皇輝より。 」
所々涙ぐみながらも伝えてくれた皇輝。
湧 「 さぁ、Aどうでしたか？皇輝くんからお手紙呼んでもらって 」
「 ... 今まで大変って二文字じゃ表せないくらい色んなことがあったんですよ 、(笑)
でも乗り越えられたのって紛れもない皇輝と星輝。家族の支えがあってこそで ... それにメンバーっていう頼りになる仲間がいたのもやっぱ大きくて ... 感謝してもしきれないですね 、」
きっと皇輝と星輝がいなかったら私は今ここにいないって断言出来るほど支えになっている。
だから私の方こそ二人に感謝してるんだよ。
皇 「 Aって僕ら以外にしんどい思いしてんのに表に出さないんですよ。尊敬してる部分でもあるし心配な部分でもあるし ... 」
滉 「 同期 、メンバー以前に家族だからこその絆が凄いいいなって思いましたね 」
檜 「 二人とは同期だし 、Aに至っては高校もクラスも同じでずっと近くで見てきたから ... 皇輝の気持ちも分かるし 、なんか俺が泣きそうなんだけど ... っ、(笑) 」
「 なぁんでよ！(笑) 」
天井を見上げながら必死に涙を堪えようとする檜山。
檜 「 ... っ 、 」
ついには泣き出してしまった。周りを見れば年少組も目をうるうるさせてたりわっくんもうっちーも泣くのを堪えてる気がする。
ドッキリだったけどこうして皇輝の気持ちをしっかり知れたこと嬉しかった。
あ
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 383人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ぴょん汰 | 作成日時：2022年5月5日 4時
