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今日はバスで移動をして、午前中はアスレチックで体を動かすみたい。
ウェアに着替えてハーネスを付けて、スタートする。やっぱり樹くんがみんなをまとめてくれて、コースを進んで行く。
どんどんレベルアップしていって、私と、コトリちゃんはみんなと少しずつ距離が離れてしまうけど、
�眞呂�んと、北斗くんで遅れはじめる私たちを挟むように進んでくれた。
「はい。Aちゃん。」
そう言って手を差し伸べてくれる�眞呂�ん。
「ありがと」
私が手を握ると、さらに目尻をしわくちゃにしておいでって言って笑ってくれた。
なんとかアスレチックコースを周りきり、
お昼は川辺で、飯盒(はんごう)でご飯を炊いて、
カレーをみんなで作ることになった。
「A料理得意なの？」
「料理は好き。樹くんは？」
「俺は、料理が好きな女の子が好き」
そう言いながら目線を合わせるように屈んでくれて
また歯を見せて笑ってた。
「樹チャラ！」
「なんだよ、北斗。」
「俺も料理好き。一緒に野菜切ろ」
って横に並ぶ北斗くん。
「俺も俺も〜」
そう言ってやってきたのが、慎太郎くん。
「慎太郎できるのかよ」
「樹に言われたくないです〜」
ってほほ膨らまして、野菜を切り始める慎太郎くん。
「あっ、危ないよ？慎太郎くん。左手は猫の手にしないと。」
「さんきゅ！こんな感じ？」
「そうそう！いい感じ！」
「じゃあ、次は俺！！」
そう言って慎太郎くんから樹くんへバトンタッチ。
「樹くん、上手！上手！」
意外と器用な樹くんに驚いた。
「Aちゃーーーん！」
川辺のほうからジェシーくんが手を大きく振って呼んでいる。
「ちょっと行ってくるね！」
私はみんなに言ってジェシーくんの元へ行った。
「はいこれ。川の水で冷やしたから冷たくて美味しいよ！」
そう言って渡されたのがビンのサイダー。
「ありがと」
って言ってジェシーくんの方へ視線を移すと
キラキラ眩しい太陽に負けないくらい眩しい笑顔のジェシーくん。
「俺にも頂戴！」
そう言って私の手からサイダーは樹くんの手へ。
「あっ。」
「うめぇ。」
樹くんはゴクゴクとサイダーを飲み、まるでサイダーのCMのワンシーンを見ているようだった。
「樹、俺はAちゃんを呼んだの。付いてくんなよ」
そう言ってジェシーくんと樹くんの追いかけっこが
始まった。
私はその様子を樹くんから戻ってきたサイダーを飲みながら見ていた。
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Rika - 初めまして。お話が凄く良かったです。続き楽しみにしてます。 (2020年7月29日 14時) (
レス) id: feb3738261 (このIDを非表示/違反報告)
なほちゃん(プロフ) - 凄いおもしろいです。続き待ってますよ(*^▽^)/★*☆♪ (2018年10月28日 12時) (レス) id: 01f3b783a5 (このIDを非表示/違反報告)
まる - この小説すごく面白いと思います！頑張ってください！！ (2018年6月7日 22時) (レス) id: 28d8240592 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ピ | 作成日時：2018年6月3日 13時
