監督生の過去1 ページ10
監「私の世界では魔法が使える人はほんの少ししかいませんでした。
実は、私、魔法が使えるんですよ?
私の生まれた国は魔法が使えない人が集まり、魔法を嫌う人たちが作った国でした。
私の両親は魔法が使えず、私も小さい頃は使えないと思っていました。
だけどある日、魔法が使えることが発覚してしまった。
これは私が8歳の頃ですかね。
私はとある事を疑問に思い両親に問いかけたんです。
この世界では当たり前にいるんですけど···なんだと思いますか?」
ﾘﾄﾞﾙ「···妖精?」
監「正解です。私には妖精が見えていたんです。
だけど、両親の目の前で妖精が話しかけているのに気づかないことが当時の私は疑問だったんです。で聞きました
『どうして話しかけている妖精を無視しているの?』
と。
そしたら両親は血相を変えて、私のことを殴ったんです。
『なんでお前は妖精が見えているんだ!この化け物め!』
『化け物め!なんで生まれてきたんだ。』
って。私にはわからなかった。
なんで疑問に思ったことを聞いただけなのに、と一時期思っていました。
間違っていると。
でも、私、その後に気づいたんです。ここがどういう場所なのか。わかりますよね?」
監督生がレオナの方を向く。
ﾚｵﾅ「あぁ。お前の生まれた国は魔法が嫌われている場所だ。」
他の寮長もはっとした表情になった。
監「皆さんも予想はつきますよね。
嫌われものは、ハブられ、はみ出し者と笑われ、ひどい待遇を受ける。
私は、そんな地獄のような生活をその後から余儀なくされました。
でも、8歳の私は、親がまた笑いかけて手を差し伸べてくれるんじゃないかと期待していたのでしょうね?
···今考えてみると馬鹿だったなって思いますよ。」
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一旦切ります。
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ゆる(プロフ) - 更新楽しみにしてますね！がんばってください！✧*｡\(｡˃ ᵕ ˂ )/ ✧*｡ (2022年11月2日 8時) (
レス) @page14 id: 6719ad2600 (このIDを非表示/違反報告)
におー - 更新、楽しみにしてます(*^^*) (2020年9月22日 7時) (レス) id: 77a058bc3a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：海凪 | 作成日時：2020年9月19日 18時
