監督生の過去3 ページ12
監「それで、氷魔法が嫌われた理由が、300年ほど前の王様は氷魔法で一番の使い手で国民もその時はまだ氷魔法は便利なものだと思っていたんです。だけど、反乱を起こした民がいて、王様は、反乱を起こした民を殺めてしまった、得意な氷魔法で。その様子を見ていた他の民は氷魔法を恐れた。だから、嫌われたんです。で、私が生まれたちゃったんで、私も嫌われる対象になっちゃったんです。」
私は、その後、寮長に質問した。
監「私の世界の魔法使いは、必ず自分の得意な魔法と絶対に近寄れないし苦手っていう魔法によって体質が変わり、住む場所も左右されます。ここで問題です!私は何の魔法が苦手でしょうか?」
ｶﾘﾑ「氷な····」
ｲﾃﾞｱ「草は無いだろうしね···」
ﾚｵﾅ「火か?」
監「レオナ先輩、正解です。私の体温は普通の人間よりかなり低いんです。触ってみます?」
そう言って、私は手袋を脱ぎ、手を差し出した。各寮長はそれぞれの反応を示す。
ﾘﾄﾞﾙ「冷たいね···」
ﾏﾚｳｽ「人の子···」
ｱｽﾞｰﾙ「人魚より冷たいですよ!?」
ｲﾃﾞｱ「冷たっ」
ｶﾘﾑ「冷たいな!」
ｳﾞｨﾙ「まるで氷のようね」
ﾚｵﾅ「さっさと手袋はけ」
監「これが氷魔法の使い手の特徴です。火なんてそばに投げられた日には具合が悪くなり、最悪4にます。この世界に来たとき、私の住んでいた場所は火事になりました。気を失った時にこの世界に来たのでしょうね。」
ﾘﾄﾞﾙ「あちらの世界では嫌われていようがこちらの世界では、氷魔法は嫌われることは無い。」
ｳﾞｨﾙ「そうよ、こっちにいればいいじゃない」
ﾏﾚｳｽ「向こうの世界に届くかわからないが、呪いをかけよう。」
ｲﾃﾞｱ「こっちにいれば、閉じ込めたりする人はいないよ」
ｶﾘﾑ「今まで辛かったぶん、この世界で楽しく生きていける!」
ｱｽﾞｰﾙ「もう安心して良いんですよ!」
ﾚｵﾅ「草食動物、この世界の人口の殆どは魔力持ちだ。もとの世界とは違う。嫌われるということはないに等しい。」
学園長「安心してここにいていいんですよ!」
ここにいていい、なんて初めて言われた。こんなに嬉しいと思ってなかった。
監「···ありがとう·····ございますっ!」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ
嬉しいと思っていても涙って出るものなんだな···
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ゆる(プロフ) - 更新楽しみにしてますね！がんばってください！✧*｡\(｡˃ ᵕ ˂ )/ ✧*｡ (2022年11月2日 8時) (
レス) @page14 id: 6719ad2600 (このIDを非表示/違反報告)
におー - 更新、楽しみにしてます(*^^*) (2020年9月22日 7時) (レス) id: 77a058bc3a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：海凪 | 作成日時：2020年9月19日 18時
