監督性の過去2 ページ11
監「私はもう一度笑ってもらおうと、毎日山に行って山菜や食べれるキノコを採ってきて台所に置いておいたんです。」
監督生は、うつむいた。
監「でも、両親は振り向いてくれませんでした。次に勉強も頑張ったんです。今までで一番いい点数をとれば褒めてくれるんじゃないかって思って。
結局無駄でしたけど。
あはは、馬鹿ですよね。」
ﾘﾄﾞﾙ「誰も助けてはくれなかったのかい?」
監「そんな人はいたら○されてしまいますよ。みんな、魔法が嫌いなんです。助けようなんて思う人いるわけが無い。みんな毎日、私を殴ったり、蹴ったりしに来るんです。そしたら、いつの間にかそれが当たり前になり、次第に痕が残る傷まで作るようになりました。私は国の人に何も思わなくなり、泣くことすら億劫になりました。助けも、希望も、何一つ無いこの暗く絶望に満ちた世界で、生活で生きることすらどうでもいいと、思うようになりました。」
監督生は、一つ息を付き、冷めた紅茶を一口飲んだ。
監「私はとてもあちらの世界で畏怖されている魔法を使うことができましたし、魔力も他の魔法使いよりたくさんありました。ところで、その畏怖されている魔法ってなんだと思いますか?」
ﾏﾚｳｽ「人を、殺 めるものか?」
ｳﾞｨﾙ「大地を枯らすとか?」
ｶﾘﾑ「人の大事なものを壊す魔法とかか?」
監「まあ、ヴィル先輩のは少し違いますけど、考えようによっては全部当てはまります。」
ｲﾃﾞｱ「か、監督生氏、どんな魔法なんでござるか?」
監「ここでもあまり使えませんが、実演しますね。」
そう言って監督生は、温かい紅茶のカップが入ったガラスのコップを持ち上げた。そして、一瞬で凍らせて、割った。正確には割れた。
監「わかりました?」
ﾚｵﾅ「いや、わかりました?じゃねぇだろうが!どういうことだよ。」
監「私の世界で最も畏怖されている魔法は氷魔法です。私、言いましたよね?魔力はたくさんあったって。」
ｱｽﾞｰﾙ「それがどうかしたんですか?」
監「国土すべてを凍らせてしまうことができたんですよ。広さを例えるならこの学園が数万個ぶん入るくらいですかね?」
全員驚いた。なぜならこの名門校に通う生徒で世界で5本指に入るくらいの強さを持っていたとしてもそんなことをしたら、オーバーブロッド間違いなしなのだ。
ｶﾘﾑ「すごいな!」
監「あはは···話を続けますね。」
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ゆる(プロフ) - 更新楽しみにしてますね！がんばってください！✧*｡\(｡˃ ᵕ ˂ )/ ✧*｡ (2022年11月2日 8時) (
レス) @page14 id: 6719ad2600 (このIDを非表示/違反報告)
におー - 更新、楽しみにしてます(*^^*) (2020年9月22日 7時) (レス) id: 77a058bc3a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：海凪 | 作成日時：2020年9月19日 18時
