【銀魂】 昔 、 今 。

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「旦那ァ、そこの女、誰ですかィ？」





その言葉で我に返った




此処で知られてはいけない


知られてしまったらどんな罵声を浴びさせられるか分からない





「あ？此奴？此奴は____



「銀時」





何だよ」






「御免、先、帰る」






そう言い、私は万事屋に向かって走った









銀時side








「おいッ！A！！」





大声で呼びかけても彼奴は止まらない




追いかけようとしたその時





「旦那、さっき何て言いやした…？」





腕を掴まれ、掴んだ本人を見ると
何時ものポーカーフェイスは崩れ、声も震えている、沖田くんがいた






「さっき？Aっつったけど…」





「Aの名字は、もしかして





山崎ですかィ…？」






「あァ、何で知ってんだ？知り合い？」





すると、沖田くんは、膝から崩れ落ち、頬に涙を流していた






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