化けの皮 ページ7
「おーおーリアム。おかえりーゴルゴンがあっちに居る間はアタシに甘えてもいいぞー」
リア「ん」
「ん〜」
可愛いね……
ごめん…
可愛い
寝顔撮るね
……
本命じゃない筈なんだけどな…
……
お
「リアム夕方だ。迎えに行ってやれ」
リア「んぅ…ん…分かった………」
ガチャ
目擦りながら出てったぞ…
……
しにがみは…ゴルゴンに鮭出してたな
確か魚嫌いじゃなかったか?
ぺいんともサーモンは嫌いだったな
僕は大好きだ
……
迎えに行ったリアムに円周率言ってるぞ…
馬鹿だけど頭いいのか?
なんなんだ
3.1415926…
そこまではしらんけどな
だって今はπだから…
あ…海老食べたい
刺し身が食べたい
そういえば
そろそろリアムが忙しい日だよな
ここには居るけど
確か囚人たちの元には行けないんだよな
つまり…
ゴルゴンか…
ん?
僕?
僕は行きたくないからね。
まぁ…行きたくないと言うか
アイツラが脱獄するための物資を設置するだけだけどな
しばらく会わないかもしれないが…
兎に角状況は把握しないとな
ゴルゴンの邪魔をしつつ…
ガチャ
リア「戻ったぞ」
「お帰り」
リア「あー…」ギュッ
リア「いい匂いがする…」
「変態かよw」
リア「仕方ないだろ?疲れてるんだ…」
「ん。」
リア「久しぶりにAの作ったものが食べたい…いいか?」
「いいぞぉそれじゃあ食堂で作ってくるよ」
リア「頼んだよ」
……
ペイ「あれ?Aさん」
「おー。8番か、どうした?」
シニ「どうしてここに?」
ゴル「お前は仕事じゃなかったか?」
「いえ…小腹が空いたものでして多少食事を取ろうと思っただけですよ」
ゴル「そうか…ところでいつ…
ワシの女になってくれるんだ?」
クロ「え?」
ペイ「は?」
シニ「ドユコト?」
「嫌だなぁ…ならないと言ってるじゃないですか。アタシはリアムのものです。では…」
ゴル「チッ……」
あの…クソゴルゴン…
毎回僕に話しかけやがって…
耳が腐る
今の所リアムは信じてるようだがな…
金持ってるからって調子乗るなよ…
あーあ…
久しぶりに"ゴルゴン"に会いたいなァ…
……
あのゴルゴンは優しかった…
楽しかったよ…
でも殺された…
道化師によって…
はぁ…
何作ろうかな
適当に
カルパッチョか何かで良いよね
今頃アイツラはレクリエーションか
まぁ…
レクリエーションと言う名の
殺し合いだけどな
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作者名:狼 | 作成日時:2021年9月13日 8時