グルーシャさんの義妹ちゃん〖グルーシャ〗

私の笑顔溢れる新生活 ページ3

そして迎えた、土曜日。
お母さんは朝早くから起きて顔を作って、家の掃除をした

喉が渇いて冷蔵庫を開けたらいつもならない洒落っ気のあるお菓子があった


まぁそうだよね。



自分の部屋に戻ったので今日着る服でも選ぼう。
いつもジャージとかだったから久しぶりのお洒落。
髪型も可愛くしちゃって恋煩らっている乙女みたい
鏡で見た自分の表情はあまりよくないけど


「10時に来るからね」

あとちょうど1時間後かな
眠たい...。
スマホを見ながら暇を潰した









ピンポーン

「あら！来たみたいね」

あ...もう来たの？
どうしよう、喋れる気がしない


「おじゃましま〜す」

「お邪魔します」

え..お義父さんだけじゃないの？
義兄も出来るの？


「いらっしゃーい！さぁ入って入って」

お母さんテンション高いな
というかお義父さんも義兄？も顔がいいな

「はじめまして」

「君がAちゃんだね？」

「あっはい。」


面接じゃないんだからこんなに緊張しなくていいのに
すごい緊張する

「ほら、グルーシャも自己紹介しなさい」

「グルーシャ、これからよろしく」


憂鬱そうなグルーシャさん。
きっと再婚が嫌なんだね

これからよろしくって言って貰えるのは嬉しいな
いい人でありますように

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