《編集中》逆らえないでしょ？

女王09 ページ12

どうやら今回の玩具は侑李を狙ってるらしい。


あの子を敵に回すと怖いのに。









侑李に壊される彼女を見るのはとても楽しみだ。









第一段階で侑李にしてもらうことは簡単。


あの子に告白して付き合う。









もちろん 演技で だけどね？









生徒会のみんなには宮川に関する情報収集に行ってもらうことにした。









涼「ｿﾞｸｯ…A？


綺麗な顔が大変なことになってるぞ」


笑いながら涼介にそう言われた。








貴「涼介…酷いっﾎﾟﾛﾎﾟﾛ」









王室に私と涼介の2人しかいないことをいいことに



ブスと言われた(言ってない)腹いせに少し涼介には茶番に付き合ってもらうことにしよう。









涼「っ、そ、それはずるいって、」









涙目で涼介を見上げると、彼はそう言って袖で口元を隠した。





貴「涼介…？」


私は何も気付いてないフリをして彼の顔を覗き込んだ。









涼「ちょっ、こっち見んなよ」


よほど顔を見られたくないのか逃げるように顔を背けられた。









貴「分かった…もう、涼介なんか知らないっ」


拗ねたフリをして私もそっぽを向く。




すると「ごめんごめん」と軽く謝りながら後ろから抱きしめてくれた。









貴「しょうがないからこれで許す。」


私は正面を向き、少し背伸びをして彼の整った唇に自分の唇を軽く重ねた。









すると、彼は離れた唇を追うようにして再び口付けた。









何度も繰り返すうちにそれは段々と深いものに変わっていった。

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