ヤンデレ🤍 ページ14
『ただいま、ごめん理解くん…遅くなっちゃって』
夜の九時頃、自分の家のドアを開けて同棲している彼に声をかける。この時間ならギリギリ起きているだろう
「おかえりなさい。本来なら怒りたいところですが、事情があったんですもんね…それなら仕方ない」
彼は少々というか結構厳しい人…っぽいのだが案外甘い
『ほんとにごめんね、少し上司にからまれちゃって』
眉を下げて謝れば仕方ないことですからと頭を撫でてくれる彼はとっても優しい
「そんなことよりご飯は食べましたか?そろそろ寝る時間ですけど」
『…ご飯…は、明日でいいかな。眠くてそれどころじゃないや』
「そうですか、分かりました。じゃあ寝ましょう」
理解くんはとっても甘い、すごく甘やかしてくれる
「おはようございます」
『んん、…おはよ』
理解くんにモーニングコールをされて起きたのは朝の6時。この時間に起こして欲しいと頼んでからは毎日起こしてくれる
「ご飯は昨日食べてなかったから用意しました」
『ほんとに何から何までごめんね、いつもありがとう』
朝起きて顔を洗いご飯を食べて準備を進めた
『よし、行ってくるね!!理解くん!』
「はい、行ってらっしゃい」
お見送りをしてくれる理解くんの顔がいつもより明るく見えた
仕事場に着くと周りが何やらザワザワしている
「ねぇAさん。あなたの上司…お亡くなりになられたって…」
『えっ』
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I.(プロフ) - 初コメ失礼致します🙇♀️いつも作品を見て癒しを貰ってます💓リクエストなのですが、もし宜しければ「浮気と勘違いされてみた」をお願いしたいです🙏陰ながらですがこれからも応援しています! (3月25日 20時) (レス) id: 2742aa91da (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ままま | 作成日時:2024年2月27日 20時